読了:いくつになっても恥をかける人になる

読了:いくつになっても恥をかける人になる
中川諒 (著)

【概要】
迷ったら、恥ずかしい道を選んでみよう。恥への免疫をつければ、もっとたくさんのことに挑戦することができるようになる。恥と向き合う6つの視点や、今すぐ実践できる恥のかき方50などを紹介する

【所感】
最近、読んだ本の中で一番くらいに良かった。

「生産性の高いチーム」に共通しているのが、強烈なリーダーシップでも合理的な作業プロセスでもなく、「心理的安全性」であるという話は他でもよく見聞きする話ですし、最近、アトラクティングチームの中で、「今後、自分たちはどのようなチームになっていきたいか」という話をする中でも「心理的安全性」に繋がるような話も出ます。

本書で特に腹落ちしたポイントとして、「心理的な安全性」を構成するものとして、自分自身が率先して「恥をかける人になること」が大事だと思いました。

尊敬されようとかっこつけることがかっこよくない
迷ったら恥ずかしい方を選ぶ≒挑戦してみる
さらけ出せる人になる≒尊敬されるよりも応援される人になる
素直に謝った方が応援される人になる

恥をかくことは悪いことではない。
乗り越えられれば、恥ではなくなるし
先に恥をかいておくことは未来の自分に対する無料でできる投資になる。

チームの基準は高くもって上を目指していきたいと思いますが、似て非なるものとして
「自分の基準を満たしていない周りの人まで許せなくなってしまう」にならないようにしていきたいと思います。

40を過ぎて自分の得手不得手もわかってきましたが、他人の持っているものに目を奪われすぎて、自分が持っていないものを気にして思考停止しないように、自分が持っているものをどう活かせばいいかということに目を向けて取り組んでいく。

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