読了:投資としての読書

読了:投資としての読書
本山 裕輔 (著)

【概要】
【一瞬で要点をつかみ、一生忘れない! 本をスキルとお金に変える読書術】

知識やスキルを習得するために、
忙しい仕事の合間をぬって、がんばって本を読んだのに、

「数日たつと内容をろくに覚えていない」
「自分の仕事にどう役立てればいいのかわからない」

などと、お悩みのビジネスパーソンの方は、
たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方たちに向けて
「読んだ本を自分の血肉化する」
「スキル・年収アップにつなげる」
ための読書術を徹底解説したのが本書です。

著者の本山裕輔さんが
コンサルティングファームでの激務をこなしつつ、
MBA取得に向けた猛勉強をする中で編み出したのが
本書で解説する読書術です。

【所感】
この感想文のようにアウトプットとセットにすることで幾分かマシなのですが
読んだ本の中身があまり頭に残らないなというのが以前より課題でした。

本書で目鱗だった内容としては、
「本を読む前にアウトプットする」でした。

まずやってみる。
うまくかない。
理想と現実のギャップを埋めるために本を読む
周りからFBをもらう
ということサイクルだそうです。

何かを学び取るのに「アウトプット」を中心に据えるという考えは共感できました。
それでいうと、現在の自分の環境はまさにその中にいて
わからない事を何かしらの媒体で吸収して実践に活かすということに適しています。

また、「長期的に育てたいアウトプット」と「短期的に得たいアウトプット」に分けて選書するという考えも学びでした。

短期的に得たいアウトプット
┗知っている、やったことあるを読んだ方が問題意識をクリアにしやすい
┗課題とボトルネックを整理して読む

やってみて良かったのは
「一回当たりの読む時間」を短くして「回転数をあげる」でした。
飛ばし読みでもざーっと目を通して、なんとなく本の全体像を掴んでから読むというのは本の理解度を深めるという意味で自分には合っていました。

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