読了:フィードバック入門
タイトル:フィードバック入門
著者:中原 淳
【概要】
悩める現代のマネジャーを救う、まったく新しい人材育成法、
その名は、「フィードバック」
=「耳の痛いことを伝えて、部下と職場を立て直す技術」
【所感】
リアルな事例も交えての実践的な方法が載っているので、非常にイメージが湧きやすかったです。
・昔と違って、構造的に勝手に部下が育たない環境になっている。
・フィードバックこそ最強の部下育成方法
・フィードバックとは
1、情報通知:現状を把握し、向き合うことの通知
2、立て直し:振り返りとアクションプラン作りの支援
・フィードバックのやり方
1、信頼感の確保
2、事実通知:鏡のように情報を通知
3、問題行動の腹落とし
⇒対話を通して現状と目標のギャップ意識
4、振り返り支援
5、機体通知
↓
事後:フォローアップ
・日頃からSBI情報を収集しておくことが重要
S:どのような状況
B:振る舞い、行動
I:どんな影響、何がダメだったか。
・タイプ別対応方法
逆切れ
黙り込む
逆FBタイプ
言い訳ばかりタイプ
・印象的かつ今後の行動においても意識していきたいポイント
鉄は熱いうちに打て(FBは即時と移行期)
管理職は嫌われて、感謝される(嫌われる覚悟を持つ)
体調を整えてFBの強烈なストレスを向き合う
相手の言っていることをリピートして受容する。
FBには期限を設ける。
⇒どうしても変わらない部下には外科手術(配置転換、降格、リストラ)も辞さない。
耳の痛いことを言った後で無駄に褒めない
「良いフィードバックのできる組織=強くて良い組織」
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