読了:「ケトン体」こそ人類史上、最強の薬である 病気にならない体へ変わる“正しい糖質制限”

読了:「ケトン体」こそ人類史上、最強の薬である 病気にならない体へ変わる“正しい糖質制限”
宗田 哲男 (著)

【概要】
TVやメディアで話題沸騰の"糖質制限"
さまざまな方法論を集約すると、すなわち『ケトン体』になることこそ
健康への一番の近道だった――。

本書ではケトン体を増やすための正しい方法から、ケトン体が増えることによって体に起こる変化とメリットなど、
様々な形で「ケトン体質」をわかりやすく解説していきます。

【所感】

砂糖と小麦(グルテン)を避けられるし、久しぶりにケトジェニック減量するのに復習を兼ねて読みました。
何が良くて、どんな効果があって、何故やるのかということがしっかり理解できると、やっている自分の方がコンフォートゾーンになって、しっかり実施できるという自分の乗りこなしハックです。
ちなみに、糖質も「全カット」ってすると我慢できる。というか、我慢さえしなくて良くなるのですが、制限を儲けないと、アイスみたいなのはすぐ中毒みたくなって、毎日のように、つい食べ続けてしまうところがあります。

ただ、そういった自分の特性が理解できるようになってから、自分という器の操縦が少しは上手くなったのかなと思います。両極端のどちらか一方しかできないけど。
自分の理解の前に、人間というものの原理原則の理解みたいなものに最近はすごく興味があります。

私たち人類はそもそも穀物(炭水化物)を食べるようになったのは、ここ1万年くらいで、人類700万年の歴史の中だと0.1%程度で、それまで人類はほとんど糖質を食べてこなかったと言います。
なので、人類の体の構造はケトジェニックな生活の方に最適化されているそうです。
むしろ、人間の身体は糖質をたくさん食べるのに慣れていないので非常に負担がかかりすぎるそうです。
たしかに、糖質をたくさん食べると寝ても寝たりないし、疲れは取れない体感があります。
人類のエネルギー回路は糖質を原料とするものと、脂肪を原料とするものの2種類があり、糖質摂取を一気にカットすることで脂肪をエネルギー源とするケトン体の発生させられるようになります。

血糖値を上下させるのは糖質だけなので、糖質摂取をを限りなくゼロにすることで血糖値の乱高下によって集中力を妨げられたり、生産性が低下することも防げるので、仕事にも好影響がでることが期待できます。
また、血糖値が安定することは頭もクリアな状態で過ごすことに繋がり、メンタル面においても好影響だと言います。
最近ちょっと、自分に対して「他者に攻撃的だな。」と感じることが時折あったので良い機会かもしれません。

ただ、やはり金がかかるなという印象です。
とりあえず、9月末ぐらいまでをメドに、マイナス10kg程度絞りたいと思います。

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