読了:仕事がデキる人のたたき台のキホン

読了:仕事がデキる人のたたき台のキホン
田中 志 (著)

【概要】
「たたき台」は周囲を巻き込み、活発な議論を生み出すことにこそ価値があります。
みんなでとことん議論ができる最強チームは、「たたき台」にヒミツがあるのです。

本書では「5つのS」をヒントに、誰もができる「たたき台」の作り方と使い方を紹介します。
若手のみなさんはもちろん、チームの導き方を見直したい中堅・ベテランのみなさんにもおススメです。
よい「たたき台」を使って、一緒に充実した仕事の旅を始めましょう!

【所感】
経営会議であまり議論にならない資料を作っていっているなという自覚があり、もっとみんなの頭を借りて事業をより良いものしていく会議の生産性をあげる知恵を見つけたくて読みました。

ー考え方ー
・ゼロイチの議論を生み出すから、叩き台を作るやつが偉い
└主体的に議題をテーブルに乗せて、じぶんが議論の中心に加わる。
・完成品を目指さない。
・叩かれているのは資料であり、自分ではない。なおかつ叩いて磨かれ良いものになっていくことに価値がある。
・そういえば、寄稿も叩き台を作って磨いてから仕上げているのを毎月、横目で見ている。
→働くことの真の楽しさは周囲との協業によって生まれる。

◻️全ての叩き台に共通する5s
・スピード
・シンプル
・刺激:みんなから反応を引き出す
・質問力:企画の意図や問題点を理解するために的確な質問をする
・隙:ガチガチに固めない

◻️叩き台作成の基本ステップ
1、アウトライナー(箇条書きツール)
2、目的と制約条件を冒頭に書く
3、思いつくままに心の声を書く
└「なんだかなあ」と感じてるボヤきでもOK

上記の5sを使って、自分の意見と熱量を入れる。
└これが「刺激」に繋がる。

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