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適応障害•鬱症状を経験し、都会の外部刺激が我慢できなくなってしまった。


病気する前は、1人で気ままに電車に乗ってどこへでも出掛けられたのに⋯

なぜだろう、
病気を経験してから外部刺激にとても疲弊するし、具合が悪くなってしまうようになった。

外部刺激と言っているのは、
街中の人混み、電車やバスのアナウンスの音、溢れる広告。駅ビルのBGMなど。

これらが重なると頭がぐわんぐわんしてきて、鬱の時みたいに頭なの中が「ツーーーッ」と機能停止して重い感覚になり、以前鬱症状があった時のように別人の様な目になる。それに伴って気持ち悪くなってくる。
助けて、動けない。歩いているだけで倒れそうになる。

なんとかカフェまで歩いて一旦外の刺激から少し離れようと座って休憩するも
店員さんの声やBGM、周りの人の話し声が刺激になって全然落ち着けない。
こんな時に近くに静かな公園がない時は、本当に苦しい。

なんとか帰りのバスに乗って一生懸命外からの刺激をシャットアウトするように、
マスクをつけて、イヤホンをつけて落ち着けるBGMを流し、深く呼吸を整える。
倒れそうで座りたいけど、優先席しか空いてない。
高齢者の方が多くて、席を譲るしかない。
そんなんで、ヘロヘロになってやっとの思いで自宅に帰ってきた。


でも家の近くになると、安心感からか?その症状は落ち着いてくる。
HSS型HSPで刺激を求めがちなのに、いざ外に出て街へ行くと本当にしんどい。


病気してから心も頭の機能も少し回復してきて、
一年ちょっと前から日常生活は送れるようになったのに。

最近始めた在宅の業務委託の仕事とか、
家事をする時間、好きなハンドメイドをしたり絵を描いたり、
パンやおやつを作っている時間は、“普通の人”のようにいられるから
外へ出ても(街へ行っても)大丈夫だって勘違いをしてしまう。

でも街へ行くと「またダメだった。なんで自分はこうなっちゃんだろう。」
と悲しくなる。
自分はまだ病気が治ってないのかな??と不安になる。

こんな感覚と今後ずっと付き合っていかなきゃならないなら、通勤電車なんて乗れない。
都会に行ってオフィスビルや忙しなく歩く人たち、広告がたくさんある街の中を1人で歩いて仕事をし、帰ってくるなんて今の自分にはできない。


でも仕方ない。これは今好きでやっていることを一生懸命伸ばしなさい、
という気づきを得させてもらっているんだ、と考えることにする。


世間一般的な“普通の人”になれない悲しさはまだあるけど、
自分で自分の道を作っていくしかないね。
その先に、自分らしく幸せでいられる時がくる、と想像して。




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くらげ
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