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小3の男の子が声に出して読んだもの。

とあるスーパーにて。

小3位の男の子(推定)が買い物を終えてサッカー台で袋詰めする段になり、目の前の掲示物を見ていた。しばらくしてお母さん(たぶん)に呼ばれ、一緒に荷物を運んで戻ってきた。

それで、また彼はその掲示物に目をやり、

「一人は万人のために、万人は一人のために」

と呟くように読み上げた。

お母さんはそのこと自体にはノーリアクションで、商品を詰めることに没頭していた。

このお母さんは、この子がこんな素晴らしい感受性を持っていることに果たして気付いているのだろうか。

この子はきっとお母さんに聞いてもらいたかったのではないかな。

もしお母さんが気付いていなくても、横目で見ていた見知らぬ大人があなたの良さに気付いたからね。そのまま健やかに育ってね。と
思いながら2人の後ろを通り過ぎた。

後でお母さんがその言葉を言っていたのを思い出して我が子と共有できてたらいいなあ。

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