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目的と手段~トレーニング~

こんばんは。ジムトレーニング担当の江見です。

大それたタイトルになっていますが、「そのトレーニングが目的化してませんか?」という感じの内容です。

走りの学校でジムトレーニング担当している以上、走りのためにトレーニングすることをお伝えします!

要は・・

走り革命理論をもとに走り方の練習をまずしっかりした上で、トレーニングしましょう!!

ということです。

トレーニング指導という仕事をしているとそのトレーニングそのものが目的になってしまっている人がたくさんおられます。

実は、学生時代の自分もその一人でした笑

当時野球部員としてトレーニングに励んでいましたが、トレーニングに目覚め、扱える重量も増えて楽しくなってどんどんやっていくうちに、打ったボールは飛ぶが、ボールがバットに当たらずなにより投球動作がめちゃくちゃになっていました。

野球のためにトレーニングしていたのが、トレーニングすることが目的になっていたんですね。

トレーニングは走り向上のための手段(補助)であるはずが、トレーニングが目的になることは多々あります。


トレーニングの原理原則から考える

トレーニングの原理原則については、走りの学校講師の森先生が簡単に説明してくださっていますので興味がある方はそちらもどうぞ!

https://note.com/hsrg/n/n063c5e79f8ab

トレーニングの3つの原理

①過負荷の原理
②可逆性の原理
③特異性の原理

今回この3つのうちの特異性の原理をもとに、補足していきます。

特異性の原理とは・・・
専門用語でいうと『Spesific Adaptation to Imposed Demands』(SAID)
日本語で言うと「課せられた刺激に対する特異的な適応」となります。
トレーニングの刺激に反応して体を変化させていくということです。

つまりは、体を大きくしたいトレーニングをすれば体は大きくなり、持久系のトレーニングをすれば持久系能力が上がるということです。

ジムなどで行ういわゆる「筋肉トレーニング」は筋肉の強化(いろんな効果含め)を効率よく行える手段です。

なのでそればかりしていると筋肉は鍛えられるけれど、走り方は疎かになりがちです。

それでは、本末転倒です。

トレーニングはもちろん大切ですが、まずはしっかり走り方に時間を割いてその中で目的に合ったトレーニングをしていきましょう。

何をしていいかわからないという人は、ぜひ走りの学校ジムトレーニングに足を運んでみてください!

走りの学校 ジムトレーニング・研究室担当
江見



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