コーディネーショントレーニング 変換能力
皆さん
こんにちは。
水曜日の羽田です。
コーディネーショントレーニング定位能力のトレーニングも行っていただけましたか。
スポーツの対人競技や個人競技だけではなく、私生活にもとても大事になってくる能力になりますので、ぜひ続けていろいろな動きにチャレンジしてみてくださいね!
今回は変換能力についてです!
その名の通り、状況変化に応じて動きを切り替える能力です。
急な状況変化に適切な筋肉や関節を動かし素早く身体を切り替えます。
例えば、前から人が走ってきたときに、その人を避けるために一歩左右にずれてぶつかりを防いだり、急に車が来たので止まったりする能力ですので、相手の動きを予測して先取りする力でもあります。
スポーツの現場で言うとサッカーなどの球技におけるフェイントもその一つです。
相手の動きに合わせて、ボールがとられないようにボールや自身の進む方向を的確に変換させたり、相手や味方の状況変化に合わせて蹴る方向を切り替えたりすることです。
ゴール近くになり、ゴールを決めるのかと思いきや、空いている(マークされていない)選手へ後ろにパスをするなど、とっさの状況判断を行いながら自身の動きを変化させます。
ボクシングでは、相手が打ってきたパンチを避ける動作やその後の相手の動きをよみ、カウンターを入れることなど、変換能力がとても大事になります。
日常的にそうたくさん現れる状況はないかもしれませんが、今から対応する能力を身に付けておくと、とっさの状況に対応できるようになると思います。
他の能力に比べて、子供たちにとっては、もしかしたらわかりにくいかもしれませんが、一番は楽しく取り組むことが大事ですので嫌にならないように常に状況を変化させながら行ってみてください。
◆初級◆
・鬼ごっこ タッチされたら鬼と逃げる方が入れかわり、すぐに動き出す
・後出しじゃんけん 普段は勝つことが重要になりますが、後出しをして負けてみよう「じゃんけん ポン・ポン」のタイミングで負けるものを出す
・ものタッチ 目の前に4種類ほどの色の付いたものを準備。色や物の名前を言われたものをタッチ
◆中級◆
・じゃんけん追っかけっこ 1m50cm離れてじゃんけんを行い負けた方は自身の後方へ逃げる、勝った方は相手を追いかける 逃げる距離は10mほど(反対パターンも行おう)
・ものタッチ 四角形にものを4ヶ所に分けて置く。子供は中心にいる。色や物の名前を言われたらタッチして戻てくる。慣れてきたら速くできるようにする
◆上級◆
・柔らかいボールを子供に投げ(上半身)、子供は当たらないように左右に上体を避ける
➝慣れてきたらボールを速く投げて、避ける動作を更にはやくする
➝慣れてきたら投げてくれる人との距離を縮めて判断するまでの時間を短くし、身体で反応できるようにしよう
ゲーム感覚で行うと楽しく取り組めると思います!是非チャレンジしてみて下さい!
では、また来週!
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