【号外】 幸福実現党、ついに国政でも”落選ゼロ”達成! 初の”快挙”
<今月の幸福の科学ニュース 号外>
10月31日、第49回衆議院議員総選挙の投開票が行われた。今回、幸福の科学グループの政治部門「幸福実現党」は候補者を擁立しなかったため、”落選ゼロ”が確定した。去年の告知通り、本当に撤退してしまったのだ...。
同党は今年の都議選でも立候補者が不在だったが、国政の総選挙としては、同党史上初めての”快挙”である。
雪辱果たす
率直に言おう。よく頑張った...!
幸福実現党は2009年、幸福の科学・大川隆法総裁の意向で突如立党。同年、初の衆院総選挙で「337候補 全員落選」「自称”地球至高神”・大川隆法 自ら出馬し落選」で供託金9億円以上を消費した。雑誌『文藝春秋』2009年8月号の記事では、同党は政治活動ノウハウのない「素人集団」との評価があがった。また、同号で大川総裁は独占インタビューに応じており(投開票前)、供託金9億円について「小さい、小さい。そんなゴミみたいな(笑)」と言い放つなど、幸福の科学に批判的な人々の間で語り継がれる”名言”を連発した。筆者はこの記事を実際に読んだことがあるが、大川総裁は「創価学会・公明党にも負けない。自民党の大派閥くらい当選したい」との趣旨を語っており、とにかく自信満々のビッグマウス連発という印象が鮮烈だった。ところが蓋を開けてみれば、ただの一人も当選しなかったのだ。大川総裁、ダイナミックな”フラグ回収”である。
残念ながらネット上で同記事を読むことは出来ないが、こちらをご覧いただければ、当時の大川総裁の強い自信がうかがえるはずだ。
また、337人という大量の候補者を確保するのに難儀したため、仕事を辞めて急きょ立候補した信者もいたと聞く。
信者の人生を狂わせてでも選挙に体当たりし、その後も国政総選挙に毎回果敢に挑むも落選し続けた雪辱、ついに果たしたのだ!もっとも、見方を変えれば、 人生を捧げた信者らが浮かばれるどころか、おめおめと国政選挙から逃げたとも言えるだろうけれど、とりあえずおめでとう!
追記
今回の衆院選不出馬の理由について、冒頭の幸福実現党HPには、地域に密着し「草の根」の運動を展開するため、などの曖昧な説明が載っている。複数の現役信者は「背後に天上界の意向があった」としている。
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