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HSPやINFJは、中年以降「失いながら得る」を知ることで、今より爽快に生きられる

失うことをずっと恐れていた。

体力、仕事、幸福などなど、失ったらどうしようと無意識でずっと感じていた。

だが最近、この考えが変わりつつある。

失ったり、手離すことで得られるものがあると知ったからだ。

「失ってたまるものか!」と防衛的な姿勢で強がって生きることは、常に恐怖に晒されてるのと同じである。そのストレスは甚大だろう。

しかし誰もが、いずれ失う。必ず失う。最後は肉体や命を失い、天に召される。

ネガティブな気持ちで、言っているのではない。

「失うことが決まっているのなら、失うことをむやみに恐れない方がいい」とお伝えしたいのだ。

上手な手放し方を覚えれば、一気に人生が軽くなる。

常に両手で何かを握っている状態では、掴めないものがある。

ぱっと手を開けば、また別のものを掴める。

「失いたくない」と執着するのは、凝り固まることでもある。

若くして老いている人ほど、凝り固まっている。こういう人ほど、ひとつの正解を握りしめて、手離せない。こういう人を原理主義者と呼ぶのだが、その根底には、大きな不安があるにちがいない。

年齢を重ねて若々しい人ほど、軽くて柔らかい。そして優しい。

さまざまなものを上手く捨てられる人ほど、新しいものを取り入れられる。

あなたもこの先、たくさんのものを失うだろうが、全く怯える必要はない。

失うと同時に、必ず何かを得ているのだから。

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