HSPやINFJは「難しい…」と感じることを「どう工夫すれば、できるか?」と考え取り組むことで、今より自信を得られる
20代の頃、フリーター生活をしていた僕は親に養われながら「これから、どう生きるか?」を模索していた。
人生の先輩から「こうした方がいいよ」アドバイスをもらった際に、よく思っていたのが「難しそう」だった。
自分に自信がなく、何をできるかもわかっていなかったので「それを自分がやるのは難しい」と逃げ腰になっていたのだろう。
ひとり暮らしを始めて、言い訳に終始すると家賃が払えなくなる状況になったため「不安に感じる事でも、どうすればできるようになるのか?」工夫のしかたを考える習慣がついた。
振り返ると、このときが人生の分岐点だった感じがする。
もしずっと親に養われたまま、衣食住を保証されている暮らしの中にいたら「それは難しいので、やりたくない」と行動を起こさなかったにちがいない。
あなたが何かに取り組む際、難しくするのも簡単にするのも、実はあなた自身が決めている。
あなたが「難しい」と思えば、無力感に包まれて自分にはできないと感じるだろう。
反対に「できるかも?」と思えれば、案外すんなりできるものだ。
受け取り方や姿勢は各々異なるので、それ自体を変えることは簡単ではない。
多くのことに「難しい」と感じる人ほど「難しい」のあとに「かもしれないが」をつけてほしい。
「難しいかもしれないが、〇〇するとできるようになるかも?」とそのあとに言葉を付け加えることで、具体的にとれる行動が見えてくる。
「難しい」で終わらせないことが大事なのだ。
もしあなたが、今よりも自信をつけたいのなら多少「難しい」と感じることに挑戦した方がいい。
人生は筋トレと同じ。簡単にあげられる軽いダンベルを使っても、筋力はほとんど鍛えられない。「自分にできるかな?」と少し不安に感じることの方が、必死で取り組める。
「人生は困難に満ちている」と解釈するのか「自分の力でどんどん切り開いていけるものである」と解釈するかは、あなたの意志が決めている。
意志という言葉の別称は、信念である。