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【HSS/HSPのトリセツ】HSPの改善策:自分の状態を知る

こんにちは!
HSS/HSPのずぼらーまめ子です。

このブログでは、HSPであることを知ってから10年間試行錯誤して得たHSPノウハウをシェアしています。HSPの方には人生の参考に、HSPでない方にはHSP(あるいはHSS型HSP)である私の体当たりな人生を楽しんでいただけたら嬉しいです。振り返ると滑稽な人生ですが、本人は至って真面目に生きています^^;

本日のお題



さて、本日のお題は「HSPの改善策:自分の状態を知る」です。
前回のマガジンでこんな記事を書きました。

・HSPというカテゴリーがあること
・自分がHSPであること
この2つを知ることはHSPさんにとって、とても重要です。

今までの孤独で生きづらい人生に光が差し込む感じ。
「あ!一人じゃなかったんだ!」
という安堵感です。

しかし、自分がHSPであることを知ったところで人生が生きやすくなるわけではありません。当然、「もうダメだ」と諦めることもありません。

むしろ

「ラッキー!」
くらいに思っていただきたい。笑
確かに、この世界の大多数とは異なった価値観を持っているけれど、だからこそ見える世界は繊細で素晴らしい。お金や地位や名誉など「上」を目指さなくても幸せを感じられる、選ばれし者なのです。

HSPと知っただけでは人生は改善しませんが、HSPであると知ること改善の糸口が見えます。

自分の心に耳を傾ける

まずは、自分の心に耳を傾ける、ことです。
HSPさんは共感力に優れているため、周囲に影響されがち。

・感動の大作映画を観れば、主人公の気持ちになり大号泣を越え嗚咽します
(泣きすぎるので、映画は自宅で観ることにしました)

・自己啓発本を読めば、簡単にやる気になります
(ワタミの渡邉美樹社長の本を読み、夢を実現させるための「6本の柱」を書いて以来、毎年更新しています)
→本についてはコチラ★

・子どもにワーワー言われると、簡単に、大人げなくイライラします


こんな感じで、周りのあらゆる情報を体が察知し、無意識のうちに反応します。他人を優先しがちなHSPさんは、自分をないがしろにしがち。感情面で非常に繊細にも関わらず、自分の状態については鈍感なところがあります。

私の場合、まず「ムリをする」という意味がわかっていませんでした。ある日、一人目の育児生活で溜まっていたものがマグマのように噴火し、夫の前で怒りをあらわにした時
「そんなにイヤな事があるなら、ムリしないで言ってね」
と言われ、きょとんとしました。

「ムリ?」
ムリをするってどういうことだろう?
産後に体調が戻らず、頭痛に悩まされる日々。全身アトピーで汗を少しでもかくと一か所が痒くなり、全身に痒みが伝播していく。歩けばファッサファッサと粉が吹くような状態でも、私は生きてる。ムリなんてしていない。

感情というのは見えないものなので、見ないようにすればいくらでも無視ができた。

相談できる人がいない
初めての子育てが不安
助けてくれる人がいない
夫に頼り過ぎてはいけない
湧き出てくるマイナスな感情は「気のせい」にしておけば、平気。孤独なんて昔も経験したし。私には夫と子どもがいる。幸せ者だ。たしかに夜中に泣くことはある。子どもの泣き声でイライラが噴火しパニックになることはある。でも、大丈夫。まだまだムリはしていない。

いや、それ完全にムリでしょ・・・
と失笑されるような状態ですが、私は真面目にムリをしていないと思っていました。自分が「HSP」であると知り、人より感情の起伏が激しく疲れやすいと知り、自分に目を向けるようになりました。「今自分がどんな状態なのか」にフォーカスすることで、段々と自分の体調や感覚を知ることができました。

今ではムリをしません。笑
もう少しムリしたら・・・と言われそうなぐうたらした生活をしていますが、そのくらいがHSPである私にとってはちょうど良い刺激だと気づきました。

当時欲しかった親友のようなママ友は諦めました。
当時羨ましかった友人のような親子関係も諦めました。
「正しい子育て」も諦めました。

ゴールが明確であれば、あるほど、ゴールに執着してしまう自分にとって「理想」はいらないことに気づきました。太陽があれば植物が上に育つように、HSS/HSPである私は上を目指します。ゴールを設定しなくてもいいことに気がつきました。

HSPさんができること

ちょっと休憩してみたら?
それ、ムリしてるのかもよ?

自分がHSPであると知ったら、自分の状態に耳を傾けてみましょう。
自分が今どのような状態なのか。自分はどんな時に幸せな気持ちになって、どんな時にイヤな気持ちになるのか。自分の感情に目を向けてみましょう。


まとめ

いかがでしたでしょうか。
自分がHSPだと知るまで、自分を無視して生きてきた気がします笑

自分がどうか、よりも「ゴール」のほうが大切で、ゴールのためならどんな努力もいとわない、そんな姿勢で仕事も勉強も子育てもしてきました。会社で「仕事がデキる」と言われてきたのも実は能力ではなく、自分にとっての「当たり前」が人の数倍も大変な場所に設定してあったからということに気づきました。そのためにムリをし、体を壊したことも何度もあります。多少のムリは自分を成長させるために必要ですが、程度というものがあります。
若さでカバーできるものも、年を重ねることで体が耐えられなくなります。(私がそうです)

今、あなたは幸せを感じていますか?不幸せですか?
なぜでしょう?

ぜひ、ご自分の状態に耳を傾けてあげてください^^

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