パナソニックHD子会社、電子部品素材の検査データ不正 - 2024/01/14

読者へのメッセージ(小話):1月も中盤でかなり冷え込んでいる地域もありますが、休日問わず体調管理はしっかりとしておきましょう。

■今日のトピック

パナソニックHD子会社 電子材料の登録で数値改ざんなど不正。製造する電子材料をアメリカの認証機関に登録する際に、数値を改ざんするなどの不正行為を行っていたと書かれており、12日付けで弁護士や大学教授からなる外部調査委員会をつくって認証での不正の有無などを調査するというが、なぜ今になって明らかとなったのか。このような不正行為は最も古いもので1980年代から行われていたようで、だったらもっと早く明らかになってもおかしくはない。ダイハツ不正(参照:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231226/k10014299901000.html)のように、不合格は許されないというプレッシャーが現場におもくのしかかっていた可能性もある。が、1980年代ごろから、ダイハツ不正の記事にも書かれているが、外部からモニタリングする仕組みを作れなかったのか疑問である。次に、この記事を読んで考えるのは日本では失敗を恥じり隠そうという傾向があるように私は考えている。これがアメリカだとまずやってみて失敗しても繰り返し、また失敗しても繰り返し恥じることはあまりないように感じ、さらに事後処理型だとこの記事を読んで感じた。そう考えると、1980年代の不正行為は隠さなくてもよかったのでは?と考えている。最後に「組織的な不正なのかや不正の原因について調査委員会のもとで明らかにしていきたい」とあるが、これが組織的なものでなければ一体何なのか疑問になる。

「トヨタはエンジン開発継続 豊田会長が宣言」で考えることは…

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