自分のスマホで「BYOAI」- 2024/02/22

読者へのメッセージ(小話): 良好な保存状態で見つかった2億8000万年前の古代爬虫類の化石とされる標本は、実は作り物だったとする調査結果が発表されたようですが、疑問が浮上していたものの誰も詳しいことが分からなかったというのは驚きです。

■今日のトピック

企業「ChatGPTは使っちゃダメ」→じゃあ自分のスマホで使おう──時代はBYODから「BYOAI」へ。職場でChatGPTやその他の生成AIサービスの禁止を実施、検討している企業の割合は世界全体で75%に達するというが多すぎないかというのが個人的な感想で、禁止するという背景にはやはり「情報漏えいにつながる危険性」というのがあるようだが逆に言えば情報漏えいにつながる危険性がなくなれば使う企業が増える可能性はじゅうぶんにある。そして従業員に彼ら自身の情報端末を社内で利用することを許可し、自分で契約したAIツールやサービスを業務利用するケース(BYOAI)も出てきているが、ここでも情報漏えいやセキュリティやプライバシーに関する問題などが課題となっているが、業務時間外、社外でも自分で契約したAIツールを利用しているケースもあるし、一旦AIツールを利用して得た情報を脳で記憶し、業務利用する場合はどうなるのだろうか。結局のところ、少しずつ生成AIなどは日常に浸透しつつあると私は考えている。

日本が参加し欧州刑事警察機構(ユーロポール)が主導する国際共同捜査で国際的なサイバー犯罪集団「ロックビット」の主要メンバーが摘発され、集団が使用していたサーバーが閉鎖するというのは、お手柄である。あと警察庁のサイバー特別捜査隊がロックビットのランサムウェアによるサイバー攻撃で、暗号化されたデータを復号するツールを開発。これは世界的に使用できるツールでこれを開発しているのはすごい。個人的には日本のサイバー犯罪への防御はあまり高いものではないと考えていたが、このようなツールを開発できるようになっているので少しずつサイバー犯罪への防御力をあげていることを窺い知ることができる。

全世界で好評の経営シミュレーションゲーム「Coffee Inc」。経営者として、コーヒーチェーンを立ち上げ、商品を開発し、人材を店舗やオフィスで雇い、財務、会計を管理を行い、会社を成長させていくゲーム。過去にもスマホゲームではないが、こうした経営シミュレーションゲームは登場しているが、SNSでこのシュミレーションゲームを見つけた時はかなりリアルにシュミレーションできるようになっているようなので、このようなゲームを通して経営をシミュレーションし実際の経営に応用する、または実践する人が増えていく可能性を秘めている。

「大学生が20倍?ロシアと戦わない“徴兵逃れ”の実態は?」という記事で考えることは..。

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