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読む媚薬。 Erotic Novel [Bar Lilith] のご紹介。強力につきご注意☆

本日はいつもとは異なるエロティックなお話しと、作家さんのご紹介です。

普段のテイストと異なりますので、あらかじめご了承くださいませ☆彡


4/25(土)、大型連休に入るこの日、私はゆっくりと読書やインターネットを楽しむことにした。

ヘアサロンで『VOGUE JAPAN』を2冊読むのと同じくらいの高揚感、それ以上のサステナビリティへの啓蒙が、我らの『note』にはある気がしている。

その晩、クリエイター仲間の りりかる氏 が、或る作品をリリースした。

『Erotic Novel処女作 [Bar Lilith] 01 夢の地獄、現の天国』 。

女子限定でプレゼント企画があり、当日に拝読させていただく機会に恵まれた。私はお風呂を済ませ、夫より先にベッドに潜り、コソコソとスマートフォンを灯した。

どれどれ・・・。

!!


ここで少し、私の秘め事を貴方にこっそり伝えようと思う。

「今日このあと、パートナーと、しそうだ」

というとき。

私はあらかじめ、とてもエロティックな作品に触れ、自分自身をとろけさせておくことがある。

これは緊張しがちな私が若い頃に編み出した「対策」「下準備」であり、実は大真面目な取り組みだった。大人の年代になってからは、「下ごしらえ」「隠し味」みたいな位置づけだろうか。

「下準備」をしておくと、行為に入ったとき、パートナーは触れて驚く。

「もう、    」と・・・。すみません空白部分は想像で!

「下準備」に読む作品は、ぐっとセクシーなものがいい。何せ生真面目な私の、心身の化学反応を期待してのことだから。

ただし、小粋なものでないと後味が悪いし逆に苦しくなってしまうから、ちゃんとセレクトしなくちゃいけない。

りりかる氏の当該作品は、読む媚薬に最適かもしれない。放埓に見えて繊細な感性が見え隠れする。そこに彼女らしさを感じるとかえってドギマギしてしまう。(これをあの女性が書いているのか~という)

ええと、どう説明したらいいのか分からないが、 [Bar Lilith] 01を構成する成分の95%はエロで、5%が感受性のかたまりのようだ。もちろん感受性に由来する95%なのだろうけど。

このような作品をnoteで見たことが無かった。

物語に登場する女性は、美しい刺繍やレースが施されたランジェリーを纏っているだろう。布面積が少なすぎて、小さなレースの布切れと紐にしか見えないかもしれないけど。

きっとオーバドゥ、ラ ペルラなんかも肌に吸い付くように着こなす、眺めていたい好いオンナだ。

ところで読者様はカサブランカの香りを直に嗅いだことがあるだろうか。それは香水のようにクッキリとした香りだ。締め切った部屋に飾るとむせかえるほど。この作品の場合、花そのものからではなく人物の肌から薫る。

鍵を掛けた部屋で(*有料記事です)、その馨しさが惜しみなく解放される瞬間を私は目撃した。

[Bar Lilith]を訪れ、彼女の足取りを追い、 “Private Show“ を覗き見する我々は心構えが必要だ。歩く花にいざなわれ、翻弄され、思考が丸裸になる可能性があるから。

酸いも甘いも噛み分けた女性は「何だか昔の私みたいだわ」、或いは「こんなコ、居たわ」なんて思うのだろう。

愛と性は命の源泉。とはいえ、何かと難しい。休日くらい小説というカテゴリに甘え委ねてみようか。エロ本という名の純文学だ。間違えた、純文学という名のエロ本だ。否、すみません、読んだらびっくりすると思う。想像以上だった!

谷崎潤一郎『痴人の愛』、山田詠美『ひざまずいて足をお舐め』のような世界かと思っていたら、完全にりりかるワールド。

エロティックな描写のレポートは、彼女の素敵な仲間達に任せよう。私はこの辺で。

おうち時間のおともにどうぞ ↓

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