あはれとをかしのスピリチュアル(おとや賞受賞と、皆様への感謝)
今年は有料記事の新規投稿を減らし、ゆっくりと更新していく予定です☆どうぞよろしくお願いいたします。
「おとや賞」受賞しました!インク画いただきました
先日応募させていただいた俳句大会の沙々杯(ささはい)。知り合いは少なかったのですが、遊びに来てくださった皆様のお陰で、楽しく参加することができました。
そしてなんと、私設賞の「おとや賞」を受賞することができました。元々私は、noteをSNSではなくコンテンツ置き場として使っていたということもあり、noteでの受賞は今回が初めてです。
「おとや賞」は、沙々杯キービジュアルのインク画も手掛けられたおとやさんによる私設賞で、なんと11名の受賞者様全員に、句のイメージを描いたインク画を贈られています。(すごい!)
受賞した私の句と、おとやさんが作成してくださいましたインク画はこちら。
雪化粧紅さす梅よ咲き燻れ
まだ雪に覆われていながらも、紅梅の彩りは燃えるように、薫りは艶やかに燻り始めているようです。上部にあるグレイ色は、雪雲にも青空にも見えてきます。寒さ厳しい中でも紅梅は、情熱や希望で温められた血潮のように咲き香ってくれました。お見事です✨✨
あはれとをかしのスピリチュアル
実は、今年の個人的なテーマの1つに「あはれとをかしのスピリチュアル」というものがあります。これはふとおりてきた所謂スピリチュアル・リーディングみたいなものですが、「をかし」と「お菓子」が掛けてあるのかなとセルフツッコミしました。笑
実際に、最近はお菓子やパンを2日に1回くらいのペースで焼いています。
技術はありませんが「白砂糖を使わない、黒糖などに置き換える、脂肪も一般的なレシピより少なめ、米粉やこめ油やオリーブオイルを使う、添加物は少なめ」といった罪悪感のないベーキングを目指しています。
あはれ(しみじみとした情緒美)と、
をかし(明朗で知性的な感覚美)と、
お菓子のスピリチュアル。
少しだけその背景を書いてみますね。いつもよりは短めです!笑
昼顔妻とベーキング・コンプレックス
一昔前に流行った「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」というドラマ。ご存知の方も多いですよね。TVはあまり見ない私ですが、吉瀬美智子さんと北村一輝さんが好きなため見ていました。私が注目していたのは、吉瀬さん演じる昼顔妻のファッションです。
しかしファッションよりも不倫のストーリィよりも もっと衝撃を受けたのは、昼顔妻の体力と器用さ、要領のよさでした。
平日、夫を会社に送り出して家事を済ませ、午後には帰宅した娘二人を習いごとにも行かせている。その間に、下着を着替え不倫に行って帰ってくるのです。当時療養中だった私の率直な感想は、
「体力がめちゃくちゃあって羨ましい!」
というものでした。
昼顔妻は日中、手際よく家事をこなす訳ですが、その中でパンを焼くシーンがありました。今ではうろ覚えですが、美味しそうに成形された生地が並んでいたような。それを見た当時、
「すごーーーい。普通に有能じゃないの。体も丈夫で、お洒落にも気を遣っていて、手作りパンを焼いて、子供たちの習い事も送っていってあげているなんて!」
と、感動したと言っても過言ではありません。ドラマとはいえ雑誌「VERY」の奥様方のようで。
私は自分の母親がオーブンで何かを焼いているのを見たことがありません。毎朝、市販の菓子パンで、おかずは無しです。お弁当も菓子パン。栄養が偏るので体調もボロボロになり、中学生のときにはサプリメントを自分で買って摂取していました。
それにしても、美貌も体力も能力も持て余していたら、不倫欲求も起こりうるのかしら?いや、刺激に弱い超HSP(非HSS)の私はやはり無理でしょう。
「神様!悪いことに使いませんので、私にも幸運や体力や能力を下さい!大切に使います!」私はそんなふうに願っていました。
罪悪感のないおやつ、ごはん(時代を創る私たち)
そして時代は令和。最近は専業主婦をしていることもあり、オーブンでパンやお菓子を焼くことができています。ちなみに、簡単なものしか作らない(作れない)のであまり疲れません^^; 完璧とはほど遠いですが、少しは理想に近付けているのかもしれません。
元々、長期にわたる摂食障害の経験者であり克服者であったため、2017年頃の別ブログに「罪悪感のないおやつ」について書いていました。
別ブログをやめた後も、「米粉のホットケーキミックス+卵のみで、水も牛乳もシロップも無しの卵パンケーキ」「蜂蜜きな粉入りホットヨーグルト」など自己流で作っていましたが、SNSで発表するようなものではないだろうと考えていました。
病み上がりの独自メニューであり、「クセが強い、神経質、映えないだろう、未完成」と恥ずかしかったのです。
ですが、昨年Twitterにて #トルティージャ100 のイベントに参加し「好きな食材やおかずと組み合わせていいんだ!」「全てが本物」など、新しい感覚を覚えました。失敗してもリベンジを楽しめばいいのです。
私のベーキング・コンプレックスはいつの間にか消え去っていました。
そして近年では「罪悪感のないお菓子やお料理」を好んでも、「こだわりが強く面倒な人」と嫌がられることが減って来ています。時代そのものが変わって来ていることを、肌で感じています。それを創っているのは、私たち皆なのですよね。
遠い世界に、少しずつ触れてみる
俳句のような文化を、心の栄養に。しみじみとした情緒美に、知的好奇心。
優しい食べ物を、体の栄養に。隠れて栄養を補っていた時代から、一歩踏み出して見た世界。
眩しいくらい素敵な人や暮らしを見た時に、「自分とは別の世界、関係ない、不平等」と目を伏せるだけでなく、ほんの少しずつでも取り入れていったことが今の幸せに繋がっていると思います。(20代の頃は、辛くて見れないこともありました)
そういえば美輪明宏さんも、現代社会で心身の健やかさを保つためには、文化を大切にし、口にする食べ物を気をつけなさいといったようなことを著書でおっしゃっていたような。少しずつ少しずつ実践できています。
人生初のピカジーニョも作りました!
憧れの星マリア先生が、昨年とっても美味しそうなピカジーニョのトルティージャを作っておられて、私も挑戦!初めてなので、ソフトな味付けからスタート。
本場のレシピと給食レシピの中間くらいの味^^
ちなみにこのお皿、実家から持って来たのですが、調べてみると「ヤマ○キ春のパン祭り」1987年のお皿でした!笑
残ったピカジーニョをミニ・トルティージャに。
ぺたんこになったけど、パプリカパウダーの赤みが可愛い☺︎
最近はポンデケージョ作りにもはまっていて、また後日、記事にさせていただく予定です!
しばらくは、ブラジル祭りになりそうです♪ 最新記事より、過去記事にお邪魔することも多いと思います。変テコな私ですが、どうぞ気長によろしくお願いします!
感謝
◇沙々杯ホスト・まど夏さん◇
この度は、素敵な俳句大会をありがとうございました!益々のご活躍をお祈り申し上げます。
◇インク画のおとやさん◇
おとやさん、アイコンからすでに美しいです。香り立つようなインク画をありがとうございました!
◇憧れの星マリア先生◇
マリアさんを好きすぎて、絡みすぎないように気をつけているレベルの私です☺️
◇#トルティージャ100 HARCOさん◇
HARCOさん♪ 私、まだまだトルティージャ作っています!
◇ブラジルといえばKikkoさん◇
大江屋レシピのビーツパスタも、Kikkoさんの2020年の記事まで遡り🏃♀️参考にさせていただきました。ビーツもケールも栄養たっぷりです。
◇オーストラリア在住のひなたとりこさん◇
ひなたさんのポンデケージョ記事、閲覧数はこれからもじわじわ増えると思います♪(私は来週も見るでしょう😆)
日頃はTwitterが多めの私ですが、Twitterの通知不具合が時々起こるため、noteにも記しておきたくて書かせていただきました。
今回、お名前を載せることができなかった方も、ゆるりと仲良くしていただき、ありがとうございます!
あたたかい大寒でした。皆様、よき立春をお迎えくださいね。