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#4 サッカーで活きる社会人スキル


前回の投稿で、勝つために突き詰めていくことを書きましたが、考えてみたら社会人になって得たスキルがサッカーに活きていることがたくさんあったんです。 →(前回の投稿はこちらです)


正直、学生時代に社会人になってから身につけたスキルが備わっていたら、全然違っただろうなーと思います。

サッカーって個人のプレーにも焦点をあてがちですが、団体競技でフィールドに22人のプレーヤーがいることが面白いところです。

野球やアメフトみたいにプレーが途切れている時間が少ないので、周囲との関係性が顕著に結果に現れると思います。


仕事でもたくさんの人と関わって、どのように進めるかによって仕事ができる人とできない人の差が出てるのではないかと思います。


ここからは具体的に僕が身につけてサッカーをする上で活きていると思う、社会人スキルについてお話します。


1.自分の役割を理解する力 


僕自身がわりと大企業に勤めているということもあり、

営業の君の仕事はここからここまで。
1年目の君の仕事はここまで。

みたいに線引きがされることが、多々ありました。僕自身は成長範囲を定められているみたいで、こういうの好きじゃないんですが...

でも、逆の発想をするとこれだから大企業って統制がとれていたりします。責任が完全に決められているので、自分の範囲の仕事に集中できるというメリットはあると思います。だから今では、

「場合によっては必要かも」

ぐらいには思うようになりました。

協力

学生時代から自分の役割を心得ていた僕の友人は、

「点を取る」ことだけに集中した結果、大事な試合で結果をだし、全国大会でMVPになりました。

90分間でできることは限られているので、試合を通して自分が何をすることを求められているか理解することは非常に大切ですね。


2.決断し実行する力 


日々の習慣は、少なからずどこかでプレーにも表れるはずです。

学生時代は時間もあって、生活をしていて決断を迫られる場面に出会すことがたいしてありませんでしたが、仕事では結論ファーストで早くて正確な判断が求められます。

この習慣がついてから、サッカーでプレーに迷いが出ることがほとんどなくなりました。

僕の経験ではプレーに迷いがあると必ずと言っていいほど上手くいかないです。

どのようなプレーを選択したかは二の次で、それ以前に与えられた時間内で決断して実行することを意識していれば良かったなと思います。


3.伝える力


サッカーにおいてこれは一番難しいなと思っているところで、僕自身もこれは課題であるとも思っています。

味方に対して「なんでそんな軽いねん」とか「なんでそこでシュートやねん」とか思ってしまうことあると思いますが、

その味方に内省してもらうためには、しっかりと周りから見えている状況を伝え把握してもらう必要があります。


これが試合中になるとなかなか伝えるのが難しく、僕は感情的になってしまい投げやりになって言ってしまうこともあります。だけど、それでは何も改善できずに変化は起こりませんでした。


もっと良くないことは、「伝えても無駄」「理解してもらえないだろう」と見切りをつけて何も伝えないことだと思います。


仕事でも自分の考えの伝え方で相手の行動が変わるし、情報伝達ミスなんかはありえないミスですからね。

そして、僕自身は感情を混ぜ込まないようにすることが課題ですね...

感情1


よくプロのスカウトが、将来が有望な若い選手を発掘する際に、プレー以外の部分を見るようにしていると言っています。

面談をしてしっかりと受け答えができるか、自分の長所と短所を理解し、何を期待されているかをわかっているか。

技術は未完でも、僕が監督なら今ではそんな選手が欲しいなって思います。


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