見出し画像

真面目で負けず嫌いな人は、ぜひ山登りをしてほしい。

登山にハマっている。


と言ってもまだ5回しか登れていないが。


23歳にして、趣味が登山。
我ながら、渋いなあ〜と思っている。


周りの友達は、
USJ!ディズニー!カフェ巡り!
など、とにかくキャピキャピしていてとっても楽しそうだが、私はそんな中登山の素晴らしさに感動している。


つい最近、滋賀県にある伊吹山に登った。


実に半年ぶりの登山だったため、相当ワクワクしていたのだ。


登り始めてすぐ、足がびっくりしたのかすでに疲労感があり心の中で「もう帰りたい…」と弱気なことを考えていたが、なんとか5合目まで登ることができた。


伊吹山を登ったことがある人は共感してもらえると思うが、伊吹山の本番は5合目からである。


5合目から見える山頂付近にいる豆粒みたいになってる人達を見た時に、「私はあそこまで登らなければいけないのか…」と絶望した。あの異様な光景は一生忘れないと思う。


何度も弱音を吐いていた。「こんなん絶対無理やん」「実は山頂とかないやろ、一生山頂辿りつかんわ」「帰りはロープウェイ使って帰る」など。


登山5回目にして、こんなに絶望感を味わったのは初めてだった。


この日は曇りで、一生霧がかっていて何も見えない中、ときおり雲がなくなり、下の景色が見えた時「お〜ここまで来れたんか〜」と少しの嬉しさでなんとか登り続けることができた。


そして、片道4時間かけ、ようやく山頂まで登り切ることができた。


景色はもちろん真っ白だったが、そんなことはどうでも良いくらい、山頂まで登ってこれたことが何よりも嬉しく、感動していた。


山頂では、カップラーメンをすすり、ホットケーキを焼いて食べた。


雨は降っていないのに水蒸気のせいで髪の毛がびしょびしょになり、すごく寒かった。


寒さに耐えられなくなり、下山することとなった。


下山はあっという間かと思いきや、道くさしていたら結構時間がかかってしまった。


と言うのも、行きにはいなかった野生のシカが大量発生しており、しばらく観察していたのだ。


何とか無事に下山し、往復7時間ほどかかった今回の登山であった。


登山直後は、足がバキバキになり全身筋肉痛になり、次の日に支障をきたすので、もう絶対登山しないと決意をするが、


1週間も経てば、次はどこの山を登ろうかな〜と考えているから恐ろしい。


登山は、弱音を吐きながらも山頂まで登り切るという"成功体験"が、自信を持たせてくれるから好きだ。「私、すごいやん」と誇らしい気持ちになる。


真面目で負けず嫌いな人はぜひ山登りをしてほしい。(いわゆる私なのだが)


今年はあと何回登れるかな。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?