イエスマン "YES"は人生のパスワード
リゾバ生活もなんだかんだで2か月が経過。
あと1か月かーと思うと、短いようで長いような。
7連勤後の一日と半日休みは最高のひと時。日々の生活にメリハリ大事。
大好きなマイクポップコーンとリプトンのミルクティーを買い込んで、いそいそ部屋に引き籠ります。もちろん映画を見るため!
最近、Amazonの学生向けサービスであるPrime Studentに登録したので、ノートパソコンで見たい映画が見放題!ありがとうAmazonさん。
今回見た映画がコチラ。
『イエスマン "YES"は人生のパスワード』
ジム・キャリー主演、2008年にアメリカで制作されたコメディ/ラブコメ映画。
2008年って今からほぼ10年前になるのかと思うと、少しびっくり。
時の経過もほとんど感じさせないような(もちろん主人公とかが使っている携帯を除いて)、サクッとポップに見れて、でもプラスしてじっくり考えさせられる映画でした。
主人公のカールはしがない銀行員。3年前の元妻との離婚を引きずり、友人との付き合いや様々な勧誘・職場の個人融資の審査などあらゆることを断る惰性定期な日々を送っていました。
そんな中カールは知人のニックから「“イエスマン”になって人生が変わった。お前も人生を楽しめ」と怪しげなセミナーの冊子を渡され、疑心暗鬼ながらもセミナーに足を運ぶことに。
大勢の参加者が集まるホールのステージに現れた代表・テレンス。テレンスはカールに対して、今後一切の決断の場において”イエス”と答えることで人生がすべて変わると教えを説かれ、これからの生活においてそうするように誓いを立てさせられます。
そこからカールの人生は大きく変化していくのですが…
あらすじはとりあえずこんな感じ。読むより見たほうが早い!笑
まずこの映画の魅力として伝えたいのが、ヒロインのアリソン役を演じる、ズーイー・デシャネルのキュートさ。
あの有名な『(500)日のサマー』のサマー役でもあります。この映画も大好きだから、とってもおすすめ。個人的にはサマーを演じているときのほうが好きかもしれない。
とりあえずいわゆるゴーイングマイウェイ、天真爛漫な女子が大好物なので、自分の欲求に素直に行動するアリソンもとっても魅力的でした。
でもそんな明るいアリソンも、その裏には葛藤や悩みもあり、その陰の部分も見えたときに、このキャラクターの本当の魅力があるのかなと思います。
何気なく過ごす日々は実は決断の連続で、何かをする/しないにしても、どちらかの選択を迫られています。
大学をサボる、友達とランチに行く、バイト先の飲み会に参加する、何かしらの資格を取る、留学をする。
最初はちょっとした誘いから始まっていくのですが、確かにこの映画の主人公と同じように、いろんなことに対して”イエス”と答えることで、世界は大きく広がっていったし、何よりたくさんの出会いがありました。
その時は気乗りしなくても、行ってみれば楽しいかもしれない。
「来るもの拒まず」精神で生活して、前のめりに生きていくことも大事だけど、時にはきちんと自分の中で考えて、咀嚼して、飲み込んで、”NO”や”しない”という選択をすることも、とても勇気のいる大事なことだなと最近思います。
自分の中で決断に迷ったときに、何かベースとなる譲れないものを基準に考えられるようになる。そんな何かをこの一年間で見つけられたらいいなあ。
主人公のカールと自分の少し被る部分を見つけながら、面白い反面なんだか少し考えさせられる映画でした!
ぜひぜひみなさんも時間のある時に見てほしい1本です。
Kaori
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