私を見つけて下さってありがとうございます
ずっと怖かったんです。人と出会う事が。人と関わることが。その先に、どんな忍耐が待っているかと思うと。
産まれて最初に触れる社会…家族の中で
結果的にだけど…母からは父を敵視するように仕向けられて育てられた。
依存と共闘のズブズブ関係。
女性は仲間、男性は敵。
それしか人への対処法を知らなかった私が
男性が、人が、一番恐ろしいのは当たり前でした。
なぜそうなってしまうのか、誰も理由がわかってしていることではなかった。無意識の生きる術だった。
母も父も誰もが若く幼く、生きずらさの理由すら知らず気づかず、ひたすらその日を生き抜くことしかできなかった。
父は恐らく障害特性ゆえの社会性の低さやプライドの高さやらなにやらで、満足に収入を得られず、経済観念もまともではなく、常に貧しかった。
母も父も訳のわからない日々を、考える余裕すらなく子供を抱えて懸命に生きた。
母はせっかち白黒つけたがる。
父は全てが他人事のグレーで結論を口頭で話せず、責任を持ちたがらない。
母は不快な物を早く手放して安心したい、芯はか弱い人なのだろう。
父は彼の障害特性に合った対応をすれば、共に生きていける生き物だと思う。
大人になった今、それがわかる環境に流れ着いたことは、鍵かもしれない…
カウンセラーの先生に昔
「私、四六時中自己分析したくてたまりません。
自分の事ばかり考え過ぎて…
これではいけない、他人にも失礼だし彼らの事も考えなくちゃいけませんよね!
自分の事ばかり分析するのをやめます」
と相談したら
「考え分析するのはヒトの特権でもありますよ。やめないで欲しい…」
というような言葉を貰ったのを思い出した。
その時はピンと来なかったが、考え続けることが自分を助けてきたとわかった。
より社会性の高いものが、ひたすら受容し耐えるべき。弱いものは助けるべき。
べきべきべきべき!?
うるさい!
どうして助けるのか、どうして受け入れるのか、わからないでやったって身に付かない。納得できない。
なんでまともな(?)私だけが損するの?
と怒りや憎しみが溜まるだけだ。
国が社会が、ヒトの怒りを受け入れる体制も国力もなく脆弱だと、攻撃性はヒトに向かうと思う。
ナチスを思い浮かべる。
優しいあなたが私を見つけてくれた。
涙が自然に出てきます。
私に新しい視点を下さった。光が指したようです。
あなたのように愛情深い人になれたらいいなと素直に思います。
あなたの文章を大切に拝見しながら、考え続けます。
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