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Nice Song Avenue #4 Oh!ベンガル・ガール / YUKI 〜ファンクラブにたくさん入る年〜

2023年様々なきっかけで出会い耳にした素晴らしい楽曲とそのエピソード紹介する、Nice Song Avenueというこちらの企画。

Nice Song Avenue 4曲目は
Oh!ベンガル・ガール / YUKI
です。

YUKIさん、いや、永遠の女の子YUKIちゃんから今回は1曲。
JUDY AND MARYのボーカルとしてはもちろん、ソロとなってからもそのパワフルでキュートな歌声は健在。私はリアルタイムで『うれしくって抱きあうよ』にドドドハマりしまして、それ以来恋焦がれて現在まできてしまいました。

そんなYUKIちゃんもソロ20周年!2022年は20周年を祝うツアーを開催し私も大阪公演に行きましてそれはもうそれはもう・・・
という話は後々話すとしまして、そんな周年の締めくくりとして2月1日にNew AL『パレードが続くなら』がリリースされました。

今回紹介する『Oh!ベンガル・ガール』もこのアルバムに収録されているのですが、2022年にはそのアルバムに先立ちEPを何枚かリリースされており、そのうち『Bump & Grind』の3曲目にすでに収録されていたものではありました。その時に初めて聴いたのですが、どこかこれまで私がYUKIちゃんを聴き続けてきたことの、集大成のような曲のように感じました。

なぜなのかは分からないのですが、これまでの作品の数々やライブの景色がフラッシュバックしてくるのです。
(10周年のときに出た『世界はただ、輝いて』のような。)
たおやかなサウンドは、前述のYUKIちゃんにハマったきっかけであった『うれしくって抱きあうよ』内の『チャイニーズ・ガール』のような。てか書いていて気付いたけどこれも「・ガール」じゃないか!

そして曲中に出てくる人物描写は、片思い中の男の子と、そのお相手は猫のような女の子。美しい後ろ姿に惹かれるけれどこちらを向いてはくれない。気まぐれで時にあなたを困らせ、でも心は離さない。届きそうで届かない、でも想いだけが大きくなっていく。それはまさに私がYUKIちゃんに抱いている感情そのものなのかもしれない、、、そんなことを思ったりしました。

何をそんな届きそうで届かない、なんておおげさな!と思うかもしれないですが、本当にYUKIちゃんに関してはファン歴は長いですが全く身近には感じなかったんですよね。
その一つにSNSによる情報やパーソナリティの発信がほとんどない、ということがあるのかもしれません。おかげで何度ライブ情報を見逃したことか、、、つい数年前にInstagramが開設され、ようやくか!と思いましたがそこには「YUKIちゃん」が見えるものはあまりない。まさにベンガル・ガールだなあ
などと言い訳を並べるのも嫌だったので、どうすればいいかな?と考えたときに出た答えとしては


そうだ!ファンクラブに入ろう!!!!!


そういえば学生の時は親にお願いしてレミオロメンのファンクラブに入らせてもらっていたものです。
気が付けばそういったものに入っていなかったなあと。そして某DA〇Nの値上げにうんざりして今年は入らないことにした・・・ということはその分を回せるじゃん!

ということでYUKIちゃんをはじめ、6アーティストのファンクラブに入りました。勢いあまって入りすぎている気がしますが、それぞれ全く後悔はないのでよしとします。

こうしてYUKIちゃんのファンクラブ「COSMIC BOX」に入会。
驚いたのは、その時その時のYUKIちゃんの思いがたくさん綴られていたこと!これは全く知りませんでした。
私の中では舞台上だけの夢のような存在で、どんな思いで曲を作り、どんな思いでステージを駆け回ったのか、これまでほとんど知ることはありませんでした。ですがそこに綴られているのはYUKIちゃん自身や身近で支えてきたスタッフさんの言葉そのもので、ファンの方に伝えたい気持ちがこんなにも!という溢れる思いでいっぱいでした。

そして今回紹介の『Oh!ベンガル・ガール』についても、ツアーでの一幕に触れられていました。
先述の20周年ツアー、私が観に行った大阪公演でもこの曲は披露されました。この曲の少しウエスタンなイントロが流れて喜びに浸るのもつかの間、舞台中央にせり出てきたのは、猫の毛皮に包まれたかのようなモフモフのグランドピアノ。そのピアノを演奏しながら『Oh!ベンガル・ガール』を歌うというステージでした。

この日まで観た2度のライブ、そしてこれまでのYUKIちゃんの作品を聴いても、まさかYUKIちゃんがピアノ弾き語りをライブで披露するとは思いもよりませんでした。ファンクラブ内のあとがきには、このパフォーマンスをするにも準備期間がタイトな中で、YUKIちゃんは休日返上で練習をされていたそう。この新しいステージを目の当たりにしただけでも感極まるのですが、並々ならぬご本人の努力のうえに完成されたステージであることを今改めて振り返ると、あの日見ていた景色はかけがえのない宝物だったんだなと、書いていて涙が溢れそうです。

中学生の時ぶりの大阪城ホールでそちらも感慨。

『Oh!ベンガル・ガール』20周年のゴールテープを切って流れるエンドロールのような和やかなサウンドに、永遠の片思いを描いた世界観。私はYUKIちゃんにはなれないけれど、こうしてYUKIちゃんの見せてくれる世界を追いかけることはできる。これからもずっと永遠の男の子女の子でいていいんだ。
もし隣に近くに、感謝や愛を伝えたい人やパートナーがいるのであれば、楽しいだけじゃなかったかもしれないけれど一緒に過ごせた時間への感謝の気持ちと、そんな相容れない時も楽しむよ、これからもよろしくね!と一歩踏み出せるような、そんな1曲です。ぜひ一度お聴き頂ければと思います!

グッズもひたすらに可愛い。ステッカー欲しかったけど
売り切れ。まだまだ自分は未熟なファンだなぁ







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