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2021年私的ベストソングTOP10(第10位~第4位)

前記事では2021年よく聴いた音楽をざっと振り返りましたが、ここからは今年2021年にリリースされた楽曲の中からベスト10を選出しました。その曲とそれにまつわるエピソードの紹介です。まずは第10位から第4位まで!(※以下、敬称略)

第10位・・・コロナ禍の"風"雲児、無観客Liveで突然の新曲披露

第10位は藤井風『燃えよ』です。

2020年にアルバム『HELP EVER HEART COVER』でメジャーデビュー。1番最初の緊急事態宣言下では『やさしさ』をとてもよく聴いた記憶があります。

そんな藤井風ですが今年9月に日産スタジアムでフリーライブを開催。用意されたのは芝生とピアノのみ。広大なステージでたった1人でパフォーマンスするその姿は、無観客配信という設定をもろともしない圧巻の立ち振る舞いでした。当初観客を入れる予定であったところ結果的にそれは叶わず配信となりましたが、そのカメラアングルなども多種多様だったことから、これはこれで非常に印象的なステージになったと感じています。

そのライブの中で初披露されたのがこの『燃えよ』でした。"爽やか" とも "力強い" とも違う、軽快に心に突き刺さるメロディーの真髄を見たような曲で、たちまち虜になってしまいました。結構なペースでリリースを続けていますが、どれもクオリティが非常に高いです。まだデビュー2年目、今後の飛躍がとても楽しみです!

第9位・・・現代の3大ギタリスト、デビュー20年目の集大成

第9位はJohn Mayer『Last Train Home』です。

最初聴いたときは「TOTOか!?」と思ってしまいとても耳に残ったのですが、蓋を開けるとJohn Mayerの新曲だった、といういきさつでした。J-WAVEのチャートも軒並みBTSが占める中で奮闘していたこともとても印象的でした。

親日家でもある彼ですが、このコロナ禍の状況が良くなるとまた来日してくれるでしょうか。まだ生演奏を聴いたことがないので、ぜひ聴いてみたいところです。

第8位・・・ゼロから築きあげられた、北アルプスに捧げる一曲

第8位は藤巻亮太『まほろば』です。

藤巻亮太といえばレミオロメンのギターボーカル。そのレミオロメンを一度休止し現在ソロ活動真っ只中です。ここまで配信含め11のシングル、3つのオリジナルアルバムをリリースしています。

彼の凄いところは、とにかくとことん1人で突き詰めて作品を作り上げること。今作はサントリー天然水のCMソングとなっていますが、制作が決まると自ら長野県へ足を運び地域の人や自然に触れ、そこで着想を得たマンドリンという楽器をイチから練習しレコーディングに臨む、という徹底したこだわりを感じます。(マンドリンはギターとよく似てる、と思われがちですが全くの別物のようです。)J-WAVEの番組 「Mercedes-Benz THE EXPERIENCE」にゲスト出演した際、ナビゲーターのスガシカオからも「マンドリンとか普通はそういうのサポートミュージシャンにお願いするのに、全部やっちゃうんだからすごいよね!!」と言われていたのも印象的でした。

中央道から山梨方面への雄大さを歌わせると右に出る者はいないと思います。ぜひドライブのお供にもどうぞ。

第7位・・・架空の惑星からのメッセージ!2年ぶりアルバムリリースと意味深な宣言

第7位はColdplay『Higher Power』です。

今年は2019年に続くフルアルバム『Music of the Spheres』をリリース。その中からの一曲であり、Coldplayらしいキャッチーなエレクトリカルサウンドと朗らかなメッセージが織りなす世界観は一級品です。丁度オリンピックとも相まって耳に触れる機会も多く、そのたびに力を貰った一曲でした。2022年にはこのNew ALを引っさげてのワールドツアーが行われることが決定しています。

一方で数日前、ボーカルのクリス・マーティンが2025年を以って楽曲制作をやめる意向であることを発言。これはこの執筆をして初めて知りました。どうやらアルバムの制作に区切りをつけ、ツアーに専念したいようです。かつて2019年に『Everyday Life』がリリースされた際には「環境に配慮したライブの形が見つかるまでツアーはできない」という旨の発言をしています。一方で今回のライブに重きをおくような発言。真意はまだ不確かですが、ミュージシャンとしての活動を止めないことは確実でしょう。2022年のツアーでは日本公演はありませんが、2017年以来の来日公演、待っています。

第6位・・・新体制での再始動×新進気鋭のラッパー、衝撃のコラボレーション

第6位はKIRINJIの『爆ぜる心臓 (feat. Awich)』です。

2020年12月、堀込泰行脱退後から続けてきたバンド体制での活動を終了し、2021年に堀込高樹のソロプロジェクトとして再始動したKIRINJI。新体制1作目の『再会』に続いてリリースされたのが、この『爆ぜる心臓 (feat. Awich)』でした。フィーチャリングにあるようになんとAwichとのコラボ!バンド時代後期にはYonYonや鎮座DOPENESSとコラボするなどラッパーとの共演は度々繰り広げられてきましたが、ここでも新進気鋭のラッパーとのコラボが実現しました。

サウンドは激しいドラムイントロから始まり、全体的にヘヴィーな印象。一方で映画『鳩の撃退法』の主題歌ということもありキャッチーさも欠かさず、Awichのラップも際立ちます。異色のコラボレーションのように見えてサウンドでのシンクロ度合いには驚きました。

このナンバーと前述で取り上げた『再会』が収録されたフルアルバム『Crepuscular』も大好きです。「可能な限り毎年アルバムを出したい」という言葉が昔からの決まり文句であった堀込高樹、来年どんな作品が出るのか、楽しみです!

第5位・・・ここが新たな出発点。ソロ活動20周年に向けた軽やかなメッセージ

第5位はYUKI『Baby, it's you』です。

2021年3月に『My Lonely Ghost』との両A面シングルという形でのリリース。そのリリースに先立ってYoutubeにMVのティザー映像が公開となりましたが、その映像の中での彼女の表情は変わらず美しいものでした。

この曲が収録されたアルバム『Terminal』も非常に魅力的でした。前作『forme』では様々なミュージシャンとの共作を経て、改めてYUKIという存在は何かを見つめるような作品でした。今作でも新たなミュージシャンとも手を組みながら、「終着点であり出発点」という意味合いもこめたTerminalという言葉の通り、前に進み続ける決意のようなものと、これまでと変わらない穏やかな世界観が程よく化学反応を起こしている、そんな作品だと感じました。

個人的にも大好きなYUKIですが、このアルバムを引っ下げたツアー『Terminal G』に行けなかったことは今年の大きな反省です、、、いよいよソロ活動20周年を迎える2022年、何かしらの動きがあることを期待しています!

第4位・・・天性のスモーキーボイスによって蘇る40年目の"ロングバケーション"

第4位は藤原さくら『君は天然色』です。

今年は大滝詠一の代表作『A LONG VACATION』リリースからちょうど40年。そこになぞらえて制作されたのか、と思いましたが実は初出は2020年のダイハツのCMでした。そのCMではワンフレーズのみ。その後、彼女のラジオ番組「HERE COMES THE MOON」(Inter FM) 内で弾き語り披露、そして今年2021年に音源化、となっています。CMのものと聴き比べると、テンポやアレンジが若干異なることがわかります。

CMソングになっていたこともすっかり忘れており、今年突然ラジオから流れてきて衝撃を受けました。原曲の世界観を損ねず、かつ藤原さくららしさも欠かさず詰め込まれており、昼夜問わず心地よい気持ちになれる一曲です。9月に行われた日比谷野音でのライブに行くことができたのですが、そこでも披露されており野音特有の広々とした都会の空に響き渡るこの曲はとても心地良かったです。

藤原さくらは今年たくさん聴いたアーティストのうちの1人でした。2020年10月にリリースされたフルアルバム『SUPERMARKET』にどっぷりハマったところからの流れなのですが、今年も野音ライブもあり昔のきょくたくさん知ることができました。来年もまたライブで観る機会があるといいなと思います。

第3位〜第1位・・・

こちらは、次回の記事でじっくりお届けしようと思います!(果たして年内に間に合うか) ここまでもかなり迷いましたが、TOP3も直前まで決めかねていました。しかし今ではその順番に勝手ながらとても感慨深く思っています。

どうぞお楽しみに!

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