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上位層には機会を。下位層には手立てを。

ここ最近思っていること。

必ずしもすべてに当てはまるというわけではないが、ある集団がおり、その上位層というのは主体的に動くことができるので、指導者側が強制的に何かをする必要はないだろうと考えている。

しかしながら、そのまま放置するのは勿体ない。

何かプランを上位層向けに考えるというのは、場合によってはモチベーションを下げてしまう可能性もあると考えている。そもそも、上位層というのは、自分の実力を上げようと努力はするだろうからモチベーションは比較的高めだったりする。あえて、それを指導者側が強制的にアプローチをする必要はないだろう。

下位層は自分ではできないことが多い。だからこそ、指導者側はアプローチを何かしらする必要はある。とにかく下位層に対しては、手厚いアプローチをしておいたほうが良いのではないかと考えている。結果的にそれが全体の底上げにつながるかもしれないからだ。

下位層。できないことに対してコンプレックスを抱くことも多いと思う。それに何もできない状態で、たとえば学校の授業を迎えるであるとか、何かしらのレッスンや練習をするとなれば、その精神的負担というのは大変なものだろう。

学校の授業を想像してみる。学校の先生が授業をするとして、能力が低いやら、何らかの理由で先生の言っていることが分からないとするならば、その苦痛はとんでもないものになることだろう。

苦手意識を持つ者ばかりに手厚く動くということは、不公平なように聞こえる。

ただ、上位層は主体的に動くことは出来るだろうし、中間層にしても、何かをきっかけにして自分で動くことは出来るかもしれない。

そうなると、下位層は自分一人で行うことは困難であろうから、指導者側が何らかのアドバイスをする必要が出てくる。決して、出来ないままで放置をしてはならないのだ。それは全体の強化につながらないからだ。

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