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【感想】舞台「ウマ娘 プリティーダービー」~Sprinters' Story~

まえがき

というわけで、舞台ウマ娘配信ですが観劇しました!!
アニメや漫画の映画実写化、正直私も基本この辺りは触れてきませんでした。
ただ、今回は

  • ウイニングライブが再現される

  • 公開前のドキュメンタリー動画が良かった

  • 久しぶりに舞台を見てみたかった

  • ぱかライブとかで山根さんの一度でいいから見てくださいというのが刺さった


というところから、最速先行とかには申込みは間に合わなかったもののチケトレ(公式のリセールサイト)で良席がないか、日々チェックするという感じでした。


そしてようやくとれたのがE席、だいぶ近いですね、しかもスタートしてから割りとすぐの公演でこれは楽しみだなぁと思っていたのですが、、、、
そうこればっかりはなんともし難いコロナによる公演中止。。。


何らかの理由で現地に行けなかった時(そもそも外れた場合や中止になった時)の配信チケットって私としては、結構取るのに勇気と気合が必要なんですよね、、、よいステージであればあるほど、あーーーなんで外れたんだーーーーとどこかで思ってしまうので笑

なので、配信はスルーしがちなのですが、でもここで見なかったら一生見れないだろうし、もしかして配信チケットを購入することでまたウマ娘の舞台があるかもしれないというほんの少しの希望を捧げて購入しました。
いやぁーーーこの判断をした1/31の私、最高、ありがとう笑


ところで、舞台を見たのも人生でも数回な私でしたが、観劇にはマナーが大切。

事前に動画で観劇の仕方があがっていましたが、みんな見てるかな、ちょっと不安だなと思っていましたが、開演前に今一度きちんと説明があり、安心しました。

特に前のめりってどうしても初めての方とかはやってしまいがちですもんね、私も映画館で昔やってしまってました。ペンライトの掲げる位置とかも説明があって、いよいよ出走!

感想

(以後、基本はキャスト名ではなくキャラ名でいきます、アンサンブルの方はモブウマ娘ちゃんで)

なるべく事前情報を入れないようにしていたので、ルビーからスタートするのは少し驚きました。


ウマ娘で私が好きなのは史実を踏襲しながらもその先の未来や、合ったかもしれない可能性が見られるということ。
育成ストーリーでは史実では出られなかったレースや勝てなかったレースに勝つことも出来ますが、アニメやメインストーリーではなるべく史実をベースに物語が展開されます。

史実のレースがどうなるかとかを調べるとなんとなく結果がわかるパターンもあれば、全然違うパターンもある、知識量によって驚くポイントが違うのも史実のある物語ならでは。
ちなみに私はwikiで大体のレース結果を把握しながら、舞台が始まると大体忘れてました笑(ケイエスミラクルのスプリンターズSは覚えていましたが)

さて話を戻すと、華麗なる一族として生まれたルビー、ティアラ路線では惨敗。赤いライトやピンスポなど舞台らしい演出にあー舞台観てるなぁとしみじみします。


キャラ紹介が終わり、初の楽曲Overrunner!
これは次のWINNING LIVE 10に収録されていますね、ジャケットがかっこよすぎる。。。。個人的にはルビーのターンが華麗すぎて、ふつくしいって感じでした、配信の方はぜひ見てみてください笑

そこから実況解説の方の説明&煽りが入り、本編スタート。余談ですがいわゆるモブウマ娘ちゃん達も耳飾りが右、左と違ってます、細かい。

レース前のヘリオスとルビーの絡み、ヘリオスかわいい笑 崩れ落ちながら指ハートするのめっちゃ面白い笑
パドックではタップダンス、そしてファンファーレからゲームでよく聞くよく見る画面が、、、、もうそれだけでテンション上がりますよね!

レースではタップダンスをして右へ左へ、正直とても驚き笑
練習風景とかでなんとなくは出てましたが、タップダンスで走るのを表現するという発想がすごいなと感じました。

特に、レースでBGMが後ろで流れていますが、これと合ってるんですよ、それがすごい。

短距離やマイルは1分~1分半ぐらいのレース、でもあの動きをしながらときには身体を傾けながら立ち位置も入れ替わりながらですよ、この各人の動きが生で繰り返されるのが舞台のすごいところですよね。


ヘリオスの舞台オリジナル曲が流れます。
アンサンブル組の方の歌も後ろで聞こえるのもウマ娘のライブとは違う点、というかヘリオスはホント歌安定してて上手です。
4th EXTRAも初のナンバリングであのクオリティはびびりました。

そこからはミラクルとルビー。ミラクルの声がイケメンすぎる笑
同じような境遇を確かめ合い、その使命を果たしたいという二人。似た者同士であるがゆえに最後のやり取りが響くんでしょうね。
あと、ルビー歌うますぎです、曲も相まって一気になんかディズニー作品見ている気持ちになりました(褒めてます笑

そして舞台はG1安田記念へ、育成しているとたまにオグリキャップ、ウオッカに負けます笑
ヘリオスの驚いた顔がほんとに驚いている顔なのがホント好きなんです、この舞台驚くヘリオスだらけなので満足度高いです笑

そしてついにWINNING LIVE、曲は予想通りの本能スピード。
静と動、緩急の付け方で魅せるこのライブ、めちゃくちゃかっこよかったです。ダンスがライブシアター準拠、間奏のダンスカッコよすぎ、そして生歌。これは盛り上がるーーー現地行きたかった笑

ミラクル連戦、一人で見せ方を複数用意し、かつ連戦、これは大変、、、でもかっこよかった~
ちょっとポップなオリジナル曲で雰囲気が明るくなります。
からのミラクルを心配するゼファー。

2ヶ月で5レースってウマ娘の育成でできないレベル。。。途中にもありますが時速70キロでとんでもなく近い距離を走る競馬ってすごい迫力ですけど、騎手の方々だって怖さを感じないはずないですよね。。。

GⅡ時代の高松宮記念、たしか最後がマチタンでしたよね、それで記憶に残ってます。
このレースでヘリオスは認められ、ルビーの目にも入るように。

そこからの打ち上げと評してMake debut!を披露
このダンスもお気に入りだったのでやってくれて嬉しかったです。
カラオケにいる体なのでマイク持って歌う風のヘリオスがよかったですね。あと舞台から降りてペンラふってるモブウマ娘ちゃんもいますね、距離近すぎ、羨ましい

背景が星が上がっていくなか、ペンライトもなんか星を纏う感じに、なんかすげー上手く説明できない笑

スワンステークス前のヘリオスとゼファーのやりとり可愛かった、観客も思わず声が漏れているのがリアル笑

ミラクルの覚悟を知ったゼファーとルビー。回想シーンを演者でやり直すというのが舞台ってこういうのもあるのかーって感じました。

そして舞台の中でも1,2を争うシーン、ヘリオスも言葉につまりながらも使命のために勝つことが大事、逆に楽しんだら最強、楽しくてもいい、それでも勝てる、やりたいことやれることをレースで見せてやるっていうヘリオスが本当にかっこよかった。


マイルチャンピオンシップでは、ルビーに伝えるという使命を持ちながらも笑いながら走るヘリオス、そして見事1着。
実況の”上手く走って”と言うのは史実の”岸、上手く乗って”の実況に合わせたにくい演出。

ウマ娘はこういうのがいいんですよねーもちろん私は競馬を見てこなかった人生なので聴いてわかるということはないのですが、やっぱり言い回しが独特なので、ん?とおもって調べたらやっぱり、、、!というパターンが多めです、楽しい笑

ヘリオスが走りでルビーに想いを伝える、そしてWINNING LIVEへ。
ここで私は予想外のNever looking back、かっこいいいいいいい。
ミラクルの低音ハモリもいい。やっぱウマ娘の曲は最高。

ヘリオスから大切なことを教えてもらったルビーはミラクルのもとへ。言葉や歌で精一杯伝えつつも、完全に納得できていないミラクル、今度はルビーがミラクルに走りで伝える。 はい、号泣

スプリンターズステークス、共に競える時間は1分と少しというセリフがなんだか心に刺さりました。

この1分少し、それが競走馬には競技時代に何回走れるだろう、たとえ10回走っても短距離だけなら数十分、そのためにトレーニングを積む。

とんでもないことですよね、、、無事に帰ってくるだけでというのは実際に競走馬を世話している方は本当に感じているんでしょうね。。。


4人での曲、歌詞もすごくいい、、、史実では競争中止から予後不良となったミラクルはみんなの想いを受け取り、、、、
いやここでFind My Only Wayは。。。泣かせにきすぎです。。。曲はその時によって意味や形を変えていく。

まだ夢は続くから、、、ミラクルのレースはここからも続く
素敵ですね。

そして大円団、「やっとみんな会えたね」 この歌詞も大きな意味を持ちました。もううまぴょいで終わるのかなと思っていましたが、GLUもやってくれて感無量。。。。


と思ったらまだ終わらず、Overrunner!のフルバージョン、1公演で2回も聴けると次は色々なことに気づけていいですよね、まぁ配信では無限に見れるんですが笑


最後は、うまぴょい伝説!今年はライブで声を出してトレーナーしたいな笑
あとこのダンスめっちゃかわいいんですよね、ちょっとライブシアターとは違いますがこれはこれでよい、途中で挨拶するのいい。

そして舞台は終了!!銀テが天井に残ったままだったのを勢いよく下ろすミラクルめっちゃかっこいいんでぜひ見て笑

あとがき

キャストさんの挨拶も多くは語りませんが、今回本当に色々な挑戦があって、そして困難があったとおもいます、舞台が始まってからも公演中止という困難がありました。

キャストの皆さんそれぞれの想いが本当に伝わってきて、私もこの舞台を見れたことを絶対に忘れないと思えました。

この舞台を作ったすべての人に感謝を、そしてすべての人にこれからも幸せなことが訪れるようにと願ってやみません。


なんだか最後はきざな感じになってしましたが、ウマ娘は今月でアプリは2周年、アニメ化、マンガ化、本当にマルチメディアに広がるウマ娘。
舞台という形でもまたぜひ届けてほしいなと思います、ありがとうウマ娘!

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