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大人と豊臣秀吉

大人になると怒られることはなくなると思ったけど
それ以上に褒められることがなくなった。
日本人の感情表現の疎さがそういう風になったのか
褒められないとやる気がなくなる。

「自分は褒めて伸びるタイプなんで!!」

と声高に言えるタイプでもなく。
怒られると間に受けて心に傷を負う。

さらに言えば、ベタに褒めて育てられた記憶がない気がする
ああ、なんて悲しい事実だろう。
今しがた気づいたのだがこの環境というのは今の時代にとって
非常に大切なプロセスの一つなのである。
褒めて伸びれば自己愛が強くなる、そして自己表現力があがる
SNS席巻時代においてそれは非常に大切なのである。

しかし自分はどうであろうか、
褒められることに慣れてはないくせに
怒られるのは嫌だ。
(誰でも嫌だとは思うが)

なんとも曲者人間になってしまった。

しかし、ここは大都会東京どんな人間でも受け入れてくれる
大きな器である。
自分が何をしていようとお構いなしなのである。

ある程度歳を取り、後輩が増え
僕より大人の人に頼りにされるようになってきて
人を褒める技術があれば
下は育ち、大人にはついていきたくなるものだと。

かの豊臣秀吉は「人たらし」で有名でした。
農民の身分から天下人まで登り詰めるには
大層大変だったのですが
彼は自分が必死に動けば周りが動いてくれること
そして人に頼むときには
相手のいいところを伝えて手伝ってもらい
終わった後は必ずまた褒めることを実行していたそう。
そうして彼はもちろん農民でしたから
武士や大名に人脈がないという
いまでいうコネクションゼロのところから
上り詰めたのです。


人を褒め、感謝し、率先して動くこと。

リーダーであり1人の男として大人として
真似ていきたいです。

では、ごきげんよう。

hrys

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