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秋の夜長に春を想う。

しばらくnoteを更新していなかった。
というよりは自分の人生について
思い悩むあまり体調を崩していた。

私事ながら、先月誕生日を迎えたのですが、
その数日前に仕事終わり飲食店に行き
久方ぶりの定食でも食べようと席についた。
待ちに待った晩飯、ホカホカのご飯と味噌汁
そしてメインの焼き魚に手をつけようとした時、
ブラックアウトした気づいた時には病院の
救急処置のところで看護師さんが医師の方かわからないか
肩を叩きながら僕の名前を読んでいた。
その後意識を取り戻した僕は一通り処置を終え
点滴をして(と言っても生理食塩水)だが
2時間程度で帰ることができた。

帰って鏡を見てびっくりしたのだが、
顔の左側に傷が入っていた。
擦過傷という擦り傷とのことだけれど
なんだか人生というものが腑に落ちた感じがした。

今までたくさんの痛みを経験してきたけれど
それはどれも目に見えないものだった。
心に負った傷は数知れないし、
普通の人なら笑い飛ばせるような傷でも
深く鋭く残っている。
でも、他者からは見えないこの傷たちは
自分が我慢すればよかった。

自分でいうのもなんだが
僕はスポーツマン体型で
健康的に見える、
だからこそ自分の心の弱さと
外見のギャップに大きな大きな溝がある。

しかし、今回倒れ怪我をしたことで
自分に弱さというものが表面化して
等身大で生きてもいいんだ、
無理に周りが理想とする自分でいなくてもいいんだと
心の置き所ができた。

そもそも人生で熱中症になったことなんてなかったですし
ましてや気絶するほどの熱中症は命に関わると
お叱りを受けました。

誕生日を迎えてアラサーになった僕は
歳をとることに前向きでいかしたおじさんになりたいと
思う反面で中身は順当に歳を取ってるんだなと
少し寂しくなりました。

9月に入ってようやく涼しい時間が増えてきました。
熱中症になるような暑さはないと思います。
これからは早く陽が沈んだ後の時間をゆっくりと過ごして
冬に備えて生きていきましょう。

そして、命の芽吹く春を楽しみに。

では、ごきげんよう。

hrys


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