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NASAは1975年に衛星放送技術を1年間だけインドに貸した。これは教育番組を放送するためのもので、インドの僻地でも視聴できた。この技術のコストはアポロ計画並みで、4億ドルだった。

インド国産の最初の人工衛星は旧ソ連の打ち上げロケットで発射された。この衛星の目的は宇宙エックス線と太陽系物理学の研究だった。その後、1979年、2回目の衛星が打ち上げられた。この時は2基の地球監視衛星だった。2回とも旧ソ連製の打ち上げロケットが使用されたが、1983年には、大半の打ち上げロケットはインド製になった。今日、インドの13基の衛星が静止軌道上で稼働している。まとめると、インドは100回以上の打ち上げミッションに成功し、うち三分の二はインド製ロケットによるものだ。
宇宙に飛んだインド人は一人だけいる。1984年に彼は旧ソ連製のロケットによって宇宙空間を飛行した。

最初の月面探査計画だったChandrayaan-2は衛星と着陸機と月面探査車から構成されていた。月面の探査は断念されたが、衛星は今でも稼働中だ。ISROは着陸機のトラブルの解析を続けている。公式の発表では、着陸機の降下中、何かがあってトラブルが発生した。12月2日、NASAは事故現場の映像を公表したが、着陸機は認められない。ISROは衛星による映像から着陸機を探している。
着陸機からのデータは途絶えたが、衛星からは事故直前までのデータが送られてきている。

ISROは着陸機からのデータを見直している。計画上の降下ルートと実際のルートを比較し、トラブルがいつ発生したかを調べている。振動、衝撃、熱などによって着陸機が影響を受けたことの可能性が確かめられている。
最初の異変、つまり予定ルートからの逸脱が認められてからの12分間が注目されている。この最初の異変が2回目の大きな逸脱の引き金になったのだろう。
月面探査が挫折したことを「失敗」と呼ぶ者にISROは反論しないが、Chandrayaan-2から多くを学んでいる。

ISROの設立当初の目的は、インドの宇宙計画の道筋を作ることだった。近年、インドは人工衛星を静止軌道に乗せ、モンスーン対策などの気象の観測や電話、放送、インターネットのサービスに役立っている。そして、森林資源や水資源の分布地図の作成など、農業分野でも利用されている。
ISROの設立リーダーは原子力、宇宙、電子技術などのプロジェクトもけん引し、NASAと協力してインド南部にロケット打ち上げ基地を建設した。この基地の完成はインド国外で働いていたインド人科学者たちを故国に呼び戻した。
また、静止軌道上の人工衛星および打ち上げロケットの「インド化」を目指した。多くの諸外国がインドの宇宙技術を支援した。米国は打ち上げロケットを供与した。旧ソ連は静止衛星運用システム、フランスなど欧州は衛星打ち上げ技術などでインドに協力した。

コールセンターってのはだいたい地方にあります。本社機能から離れたサテライトですね。もちろん、人件費が安いことや建屋の賃料など、さまざまな理由があります。
しかし、私は、業務のサテライト化には隠されたメリットがあると考える。それは、災害に強いということです。地震によって、例えば本社機能が停止した場合、遠隔地にあるサテライトオフィスが健在ならば、業務を続行できる。逆に、サテライトオフィスが機能停止したときは、別な場所に貸倉庫を借りて電話線引けば、一丁あがりです。
組織を分散させることで災害に強くなるというリクツでございます。

ISROが1969年に設立されてから、火星周回計画や「 Chandrayaan-1」による月面周回および実験などの業績を残した。インドは今、2022年の有人宇宙飛行に向けて活動している。
9月にインドの月面着陸が失敗し、「Chandrayaan-2」ミッションおよびインドの月面飛行計画は転換点を迎えた。しかし、この失敗はIndian Space Research Organisation (ISRO)の宇宙計画に大きな教訓を与えた。

物静かな青年がいました。彼はあまり喋らない性格でした。あまりにも無口なので、こちらから冗談を言ったりして、なんとかコミュニケーションのきっかけを掴もうとしたくらいです。で、ふとした時に、彼がバイト経験を話した。こんなクラいやつがバイト?何してたんだろう?何やってたの?
コールセンターでバイトしてたんスよ。コールセンター?あれだろ、電話でしゃべり続けるあれでしょ?私はにわかに信じられなかった。そいつが人と会話している絵が見えなかった。イヤー人は見かけによらないなあと。
が、後で考えてみて、あいつはコールセンターのバイトで心が折れて無口になったんじゃねーか?だとしたら、すごいですねー。

今日の投稿は以上です。ありがとう

#COMEMO #NIKKEI

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