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約束を守るということがよく求められるんですが、その前提としてですね、記憶力がいいということがじつは大切なんですね。どんなにマジメで、感謝の気持ちを忘れず、忠誠心が強くてもですね、ド忘れをしてしまったら、どうにもならない。ですから、いろんなことを記憶していることがですね、じつはモラル面にも影響するというわけですね。
記憶力というものは、あまり感情が伴わないと思うんですよ。物覚え、ものをよく覚え、忘れないということは、その人の人格や性質や人柄とは関係のないことだと思います。どうでもいいようなことは忘れてしまうんですよ。
もちろん、感謝の気持ちというものは、どうでもいいことではありませんので、やはり誰でも覚えているでしょう。だから、それを忘れるということは、なにかこうマジメさに欠けるというか、人としてどうなんだと疑われても仕方がありません。
では、ド忘れをしないようにはどうすればいいんでしょうか。お世話になった人への感謝の気持ちを忘れないようにするためには、何をどーすればいいのか。紙に書きますか?
やはり、感謝することは気持ちの問題ですよね。本当に感謝の気持ちが強いなら、それを忘れることはないです。忠誠心とも関係するかもしれませんね。
働いている人の中には、今でも職場への忠誠心を持っている人がいるかもしれない。こんなドライな世の中でそんなものはないよ、という意見が多数だとは思いますが、なかには古いタイプの人間もいるんですね。自分に新しい世界を見せてくれた仕事、自分に仕事の仕方を教えてくれた会社、そして、自分に給料を払ってくれる組織。そんな気持ちから職場に忠誠心を持っている人がいるかもしれない。
だけど、人によっては、それを忘れることがある。忘れたときに、リストラが生まれるのではないか?逆に、忠誠心を断ち切るためにリストラという手段がとられる。としたら、ちょっとかなしい話ではありますね。
感謝とまでは行かないけれど、ファンのような気持ちはじつはお客様も企業に対して持っている。あの店はいい、あそこのサービスは良い、あそこのケーキがうまい、そのような満足感。そのような気持ちを覚え続けていただくためにはどうすればいいか。そりゃ、毎日、いいサービスを提供し続けることなのではないか。

米国にも百円ショップがありまして、さまざまなディスカウントストアのなかのビッグロッツという会社がですね、「エクスペリエンスマネジメント」を導入するという。これは何のマネジメントか?一口で言うと、うーん、人の振る舞いの管理?かなあ。というのは、この手法の対象がですね、客、従業員、住民、と広い。これらの人たちが、日常生活でどう行動しているかのデータを集める。集めて、分析して、今後の行動を予想する。
計画を立てるときには、現実のデータが必要でありまして、そのデータとして各種の数値やアンケートの回答が利用されてきたんですが、最近では、人々がいつどこで何をしているかに関する膨大なデータをリアルタイムで集約できる。具体的には、POSや防犯カメラを活用するのかな。
ディスカウントストアでも、そのような努力が求められるというか、ディスカウントストアだからこそ、そのようなことをしなければならないのかもしれませんね。


私は感謝の気持ちを忘れがちな人間です。私が思ってることと人が思っていることが同じでないこと、判断の間違い、気づかないこと、覚えてないこと、それらが多いことを発見しました。ならば、記憶や予測よりも、今日に注力すべきなんじゃないかなと。だから、忠誠心もありません。今日の投稿は以上でございます。ありがとう

#COMEMO #NIKKEI

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