一体いつからポートフォリオをただの作品集だと錯覚していた? | アートとコピー#1
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阿部広太郎さんが講師を務める、コピーライター・ライターとアートディレクター・デザイナーを同時に対象とした講座「アートとコピー」。その3期生になりました。コピーライターの福原弘志と申します。
noteは普段見る専門なのですが、今回の学びはどうしても自分の中に浸透させたいと思い、投稿してみます。しばしお付き合いくださいませ!
仕事が集まるポートフォリオとは?
この講座の参加希望者には、ポートフォリオの提出が義務付けられていました。
初回の講義では、阿部さんがポートフォリオを見る上で重視しているポイントについて解説がなされました。その中でも特に印象に残ったのが「何をつくってきたかではなく、ウェイトののった自分の企画書になっているか」という点。
作品をまとめるだけでは、
良いポートフォリオとは言えなかったわけです。
応募要項がオリエンだった
私、過去にもアートとコピーに応募していたんです。しかしその際に提出していたのは、ただ実績を並べただけのもの。ポートフォリオは作品集という前提を疑いもせず、作ったものをどう魅せるかにウェイトを置いてしまいました。
そもそも、本当に作ってきたものだけで良いなら、
『「伝わる」ように』なんて募集要項に書かないはず。
実務や他の講座でも口酸っぱく言われてきたはずなのに。
募集要項というオリエンを蔑ろにしてしまった。
「ポートフォリオってこういうもんだろ」
どこかにそういう気持ちがあったんだと思います。
今回の講義を通して、当時落選した理由が改めてクリアになりました。
では今回はどうしたか?
第3期に応募するにあたって、
そもそも何のためにポートフォリオの提出が義務付けられたのだろうか?
自分なりに考えてきました。
・8ヶ月間の講義を頑張れる人なのか、阿部さんや事務局のみなさんが判断するため
・受講生のみなさんが、自分と組みたいかどうかを判断するため…etc
というわけで、
少なくともこういった情報が必要だろうなと。
①自分はどういう人間なのか。
②これまでにどんなことをやってきたのか。
③アートとコピーに参加してどう変わりたいか。
作品を並べただけのポートフォリオを見せられただけでは、不気味というか。自信を持って「こいつにチャンスを与えたい」「こいつと組みたい」と太鼓判を押せない。人間味が伝わるポートフォリオにしようと決めました。
+α
・表紙からキャッチコピーを入れて捕まえにいく
・見出しや色も工夫
やれるだけのことはやりました。
こうして何とか今年は「伝わる」ポートフォリオを出すことができました。
ポートフォリオに終わりはない
・自己紹介ではなく他者目線で自分を推薦するなど、ポートフォリオの前提から企画した人
・格闘技や挙手など、自分の思いが最短距離で伝わるモチーフを使った人…。
他の方のポートフォリオが非常に魅力的でした。
「ああこの手があったか!!」
ページをめくるたびに驚きと発見の連続。
自分もポートフォリオの完成度を
もっと高められるんじゃないかって。
「伝わる」・「思い出してもらえる」ポートフォリオを
これからも企画し続けます!
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