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今さらながらiPhone 12 miniとApple Watch 6を購入した話(2)

さて、Apple Watch 6を新型発売直前の値引きで購入したのですが、個人的には昨年春まで使用していた、Apple Watch 4以来の利用となります。5や6で進化した新機能が楽しみです。

開封してiPhoneを接続するセットアップを実施。言うまでもありませんが、Apple製品同士のペアリング・接続の簡易さは素晴らしいですね。他社製品同士でももちろん、接続して同等の機能が使えることが多いとはいえ、こういう便利さは一社提供による故でしょう。

セットアップ完了後、心電図アプリを使ってみるといきなり判定不能に。

なぜ? ヤバいのか? と焦ってしまいましたが、そもそも測定時の姿勢が立ったまま足つぼマットで足裏を刺激しながらでしたので、心臓にも影響があったのでしょう。

落ち着いて座って深呼吸してから実行したら洞調律と判定されて一安心。

もう一つの目玉のヘルスケア機能である、血中酸素ウェルネスの方は100%でした。

あとはモバイルSuicaの移行をRakuten Handから行って引き継ぎ、睡眠監視のためのAutoSleepアプリをインストールしてひとまず完了。

睡眠管理はiOS・WatchOSの標準機能でも存在していますが、まだAutoSleepアプリの方が優秀ですね。そのうちAppleが買収してOSにそのまま組み込むのではないかと思っていましたが、まだ独立していますね。

Apple Watchとしては4→6への移行なので、使い方としては変わらず特に戸惑うこともありませんでした。4の時には無かった、画面常時表示機能が便利です。すごく便利です。

もっと薄く暗い状態で常時表示されるのかと勝手に想像していましたが、はっきり視認出来るレベルでの表示なので驚きました。これでそれなりにバッテリーが持つのですから、リフレッシュレートを下げるというアイデアを出した人、実現させた技術者は金一封ものでしょう。

Apple Watchは出始めた頃、何のためにあるのだと酷評されていました。製品として全然ブラッシュアップされていなくて、批判も当然のものでしたが、3あたりでようやくまともに使用出来るレベルにはなりました。だからこそ、今でもAppleはApple Watch 3を一番安いモデルとして売り続けています。

その後も製品とOSのバージョンアップを重ねる中で、どんどんヘルスケア方面にシフトしていって、それなりの地位を確立してきました。SamsungやHUAWEI、Xiaomiなども自社スマホと連携するスマートウォッチを出していますし、GarminやFitbitなどのApple Watchよりも歴史のある製品も存在していますが、ことiPhoneと連携させることを考えるとApple Watchが最初の選択肢になり、結局iPhoneにつられてそれなりのシェアを確保出来ています。

最初はダメでも結局その分野でトップになるというのはiPadも同じですね。最初は巨大なiPhone・iPod Touchとしか思われていませんでしたが、毎年新製品を出し続けた結果、タブレット分野ではシェア的に他の追随を許さない状況です。タブレット市場そのものの伸びが鈍化していた時期もありましたが、コロナ禍によってテレワーク・教育のための利用が増えています。タブレット市場でライバルになり得るのは、マイクロソフトのSurfaceがWindowsタブレットとしてそれなりに使われているくらいです。ただそれも、あくまで持ち運びやすいWindowsパソコンとして使用されているので、タブレットそのものとしてはiPadとそれ以外となっています。

Apple Watchはスマートウォッチ業界ではそこまでの独占的地位を占めているわけではありませんが、iPhone利用者なら最初の選択肢になる以上、iPhoneが売れていればApple Watchも継続して売れるはずです。

逆に言うと、iPhoneが消費者からそっぽを向かれると、それに合わせてApple Watchも、ついでにiPadも、そしてMacも没落していく可能性もあると思いますが、iPhoneは消費者を満足させ続けることが出来るでしょうか?

とりあえず、9月の新iPhone・新Apple Watchがその一つの答えになります。

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