今のテレビはダラダラ見るのに向いているか?

テレビ番組の制作側が、スタッフも出演者も工夫して努力しているのは分かりますが、気楽に何も考えずにボーッと見続けられる、視線の片隅に置いておくだけの番組というのは無いように思います。

作る側の工夫が見る側を飽きさせないよう、釘付けにするようになっているのは当然のことです。ただ、見ようと思って見るとき以外にもテレビを付けている場合、ずっとテレビを集中して内容を頭に入れようとするわけにもいきません。ものすごく面白くて一瞬たりとも目を離せないような番組を、勝手にダラダラと見てもいいのでしょうけれど、そんな手の込んだ番組は、ふと画面を見たときに、途中や最初の方が頭に入っていないとその後を見続けてもよく分からなくなってしまいます。

そうなってくると、最初から見ないという選択肢が出てきます。

ウェザーニューズ社が毎日24時間提供し続けているウェザーニュースのようなもので個人的にはちょうど良いですね。BGVよりはもう少し中身があって、なおかつ気楽に見られます。

以前、NHKのに関して書いたことがある気がしますが、24時間放送の通常のニュース番組でもあればいいのになと思います。ネットでやっている日本テレビのNTVニュース24とか、AbemaTVのニュースチャンネルが一番求めるものに近いですが、リピート放送の部分が大きいので、ちらっと見たときにこのニュースはさっきも見たな、ということになるとやっぱり見続けるのは難しくなります。

既存のテレビ局で出来うるとしたらNHKだけだと思うんですけどね。地方局のローカルニュースも全部含めれば、24時間再放送無しでのニュース(さすがに全部生放送は無理でしょうけれど)も時間は埋められるでしょう。それが国民のニーズに合致するかというと難しいかも知れませんが、民放と変わらないような出演者・制作手法・番組構成の番組を流すよりは民放との差別化が図れると思うんですけどね。

BSでやっている、タレントのいない外国の市場を映しているような番組とかでもいいのですが、それだったらテレビである必要もないというか、YouTubeで山ほどある動画でもいいことになってしまいます。

結局自分のライフスタイルと今のテレビ番組が合致していないのが一番の原因なのでしょう。シーズン中なら土日はDAZNでJリーグ観戦ですし、Jリーグが無い時間帯でもJFLとか地域リーグとかなでしこリーグがYouTube配信しているので、ガンバ以外の試合はそれを流し見していますので、結局は何とかなっていますが、出来れば普通のニュースもずっと流しっぱなしに出来るようなものが欲しいです。


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