2023年のガンバ大阪の新体制がスタート

2023年のガンバ大阪の新体制がスタートし、キャンプも始まりました。報道だけが先行していたイスラエルリーグ強豪マッカビ・ハイファの主将、ネタ・ラヴィ選手の獲得が決まったらまとめて書こうと思っていたのですが、一向に正式契約の報がないので諦めて先に書くことにします。

さて、今年のガンバはポヤトス新監督となりました。徳島ヴォルティスから監督を連れてくるのは数年前の浦和レッズと同じ格好ですが、果たしてガンバ大阪は成功するでしょうか?

ガンバが外国人監督を擁して好成績を収めたのは、今は亡きクゼ監督の1997年のみです。負のジンクスとも言えるガンバx外国人監督という組合せが上手く行くと良いのですが。

契約延長は難しいだろうなと思っていた、ペレイラ・シウバ・昌子が移籍となったのは驚かなかったですが、数年間主力として貢献してきたパトリック・小野瀬と移籍させたのには驚きました。さらに監督も代えて目指すサッカーもおそらく変わるので、かなりのビッグギャンブルに出たことになります。

個人的な見解ですが、チームの主力選手の入れ替えと、監督や大幅な戦術変更を同時にすると、開幕から失敗してズルズルいって降格というパターンがよくある気がします。ガンバで言えばあの2012年がまさにそうでした。

とはいえ、来年からJ1チームを20クラブにする関係で、今年のJ2降格クラブはわずか1チームのみ。勝負を仕掛けてチームを改革するなら今年しかありません。タイミングとしてはこれが正しいでしょう。あとは結果のみです。

ポヤトス監督がいつまでガンバにいてくれるのか、悪い成績ならガンバから切ることになってしまいますし、逆に良すぎたら他チーム(外国含む)からの引き抜きを恐れなければなりません。第一、ガンバが徳島から引き抜いたのですから、他のチームに引き抜かれないという保証などどこにも存在しません。

横浜F・マリノスは久し振りのリーグ優勝をもたらしたポステコグルー監督をスコットランドのセルティックに取られてしまいましたが、次のマスカット監督で再びリーグ優勝しました。

本当に強いクラブは監督が代わっても強いのです。それこそまさにフロント・強化部のみならずクラブ全体としての実力です。

ガンバがそのようなクラブになる一歩となるシーズンになることを祈りつつ、新シーズンに期待を抱くことにしましょう。

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