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複数の帰属意識

11月の初めにリリースされていた、ガンバ大阪オンラインショップ経由での2021年DAZN年間視聴パスのキャンペーンで購入したパスが届きました。

[オンラインショップ]2021DAZN年間視聴パス販売のお知らせ
https://www.gamba-osaka.net/news/index/no/11647/

先着700名まで外れ無しのプレゼントありだったのですが、今回は福田湧矢選手のクッションキーホルダーが当たりました。前回は宇佐美選手のレプリカユニが当選しましたが、そこまでの幸運は続くものではないですね。

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期待の若手の福田、というのはレギュラーをガッチリ掴んでいる選手の説明としては良くないかも。十二分にガンバの戦力になっています。左サイドバックは元々のポジションではないですが、中盤で怪我人が増えない限りは今年はこのままでしょうね。

先日のホーム神戸戦では、井手口の怪我によりまさかの奥野耕平スクランブルスタメン起用でした。ここまで大車輪の活躍で東口と並んで欠かせない井手口の怪我は心配ですが、代わりの奥野があそこまで活躍できるとボランチのローテーションもあり得るかも知れません。相棒の山本も非常に良いですが、矢島もどこかで使いたいですし。

期限付き移籍で出ている高、高江、遠藤に加えて、補強の噂もあります。さらに芝本・市丸もいますがU23が無くなる来季は中盤の選手構成に大ナタが振るわれるかも知れません。

というか、エリートリーグは来年どうなるんでしょうか。トップチームの運営もどうなるか分からない状況なんでしょうけれど、だったらU23の終了も1年延期してほしいところです。ガンバの若手選手の育成にはこれまで間違いなく大きく貢献してきた制度ですし、今の監督である森下さんの去就もどうするのか。クラブ内では決まっているかも知れませんが、よそのチームには取られたくないですねえ。

多分他のクラブでも同じようなことになっていると思うのですが、ガンバでは来シーズンのシーズンパス・シーズンチケット販売がありません。コロナ禍の影響によりどのような日程や試合開催状況になるか分からないからこその措置で、残念ではあるけれどしょうがないですね。一応、今のチケットの指定席は2022年に権利持ち越しになるので再来年はコロナ禍が収まっていることを祈ります。

しかし、この件でも同様ですが、ある意味今年と去年はサポーターのクラブへの忠誠心を問われるようなシーズンが続きます。

忠誠心という言葉が不適当かも知れません。別に御恩と奉公の関係でもないですし、代々続いているわけでもないですから、どっちかというと「帰属意識」の方が適しているでしょうか。

忠誠というと対象が一つに絞られるでしょうけれど、帰属意識であれば一人の人間が複数の対象に持てるはずです。

住んでいる地域、自治体、国家
通っているor卒業した学校
勤めている企業や団体
習ったり遊んだりしている教室やサークル活動
ボランティア
信仰する宗教
好きな芸能人
好きなスポーツチーム

とか思いつくだけでも色々あります。これら複数のジャンルにまたがって一人の人が帰属意識は持てますし、なんなら好きなJリーグチームだって複数あったって構いません。自分の父母がそれぞれ別の国出身なら、両方の国に対して帰属意識を持つことも当然あり得ます。

何か一つに決めてとことん追求するのではなく、境界線が曖昧になって複数の対象を渡り歩いてそれでも上手くやっていくような時代になっているのだと思います。

サッカークラブであればチケット代、ファンクラブ会費、グッズ代金の支払いが、上納金というかお布施というか、それらが帰属意識の強化や確認につながります。

卒業した学校からの寄付に応じたり、好きな芸能人のライブに行ったり、ネット配信に投げ銭したりすることも、「対象に貢献した自分」という帰属意識に基づくアイデンティティになるのでしょう。

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