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macOS搭載の日本語ライブ変換に何度もチャレンジしているオッサン

Macでは独自の日本語変換ソフトウェアを搭載しています。特徴的な機能としてはライブ変換があります。ライブ変換とは、変換のためのキー(スペースキーとか)を押さなくても日本語のかな漢字変換を自動で行ってくれる機能です。他の日本語入力ソフト(IME)でも同じような機能を提供しているものはあったと思いますが、精度がおそらく段違いだと思います。

私自身はWindows95を使い始めた1996年からずっとATOKを使っています。Macを使うようになってからもATOKです。圧倒的進化を遂げた、このMacのライブ変換機能については、導入された時から何度か試しに使ってみるのですが、どうしても慣れません。今、この文章もmacOS標準の日本語変換機能を使ってライブ変換をオンにして書いていますが、多分、ATOKを使って書くよりも二、三割は時間がかかっていると思います。

時間がかかる理由としては、私が日本語をパソコンで入力する時に、結構頻繁に文字を確定させながら打つのと、一つ一つの文が一般的な利用者の平均よりも短いからだと思われます。ATOKにはマンスリーレポートという機能があり、毎月始めに前月の入力した文字数・入力時間・キータイプの効率・タイプミスの傾向・入力文の傾向などの結果を教えてくれます。

こんな感じに。

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macOSのライブ変換は文章を書いていく中でソフトウェアの方でその文章を解釈して次の言葉の変換を適切なものに変えていくので、文章自体が短いと多分、適切な変換精度が下がるのではないかと推察します。もちろん、普段ATOKで書いているのでそれとの表示や入力方法が少し異なることも理由としては大きいと思います。

ただ、今の私に合わないだけで、もしかしたら他の人には快適かも知れません。このライブ変換機能についてウェブで検索してみると、褒めている人は勝手に変換してくれることやその精度の高さに言及している一方で、否定的な意見を述べている人は誤変換が気になることや、他の既存の日本語入力ソフトとの違いがあるため慣れない、といった感じでした。

ただ、数年前のライブ変換機能に比べると、変換精度はかなり良くなっていると思われます。私の感想なので本当に精度が上がっているかどうかは分かりませんが、さすがに落ちることはないでしょう。英語圏以外ではMacの売り上げが非常に高い日本市場をAppleは今後も見捨てないでしょうし。

このライブ変換機能について、私のようなオッサンは慣れないかもしれませんが、生まれて初めて使うパソコンがMacという若者にとってはむしろ当然の使い勝手と思っている人もいるのでしょうか?

スマートフォンのタップ、フリックで入力していく感覚に近いのは旧来の入力方式ではなく、こういったライブ変換・推測変換が当然のIMEかもしれません。

ここまで1,000文字ほど入力してきましたが、なんか疲れますね。まだ慣れないです。というかやっぱりATOKがいいです。というか人生の半分以上をATOKで文章を書いてきた人間がそう簡単には乗り換えられません。ライブ変換を使っている人の割合ってどれくらいなんでしょうね。Appleは把握していると思うのですが。

ATOK Passportの費用は毎月かかりますが、やっぱり当分はATOK使いのままですね。

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