森下さんとセカンドチームの可能性

ガンバ大阪のユースコーチとしてのパワーハラスメント問題によってコーチ職を解かれた森下仁志氏が、JFLの高知ユナイテッドSCに派遣されることになりました。

これまでにもJリーグの監督としてパワハラや行きすぎた指導によってクビになった指導者が、アマチュアクラブや大学のチームに入って指導者として再出発することはありましたが、元のクラブに在籍したままの派遣というのはあまり聞かないですね。ガンバとしては切り捨てるつもりが無いということなのでしょう。

高知には記事にあるように、かつてガンバにいた西村昭宏さんがGMをやっているそうなので、これを機に生まれ変わってくれることを期待します。そうは言っても、被害に遭った選手にしてみたらそうは思わないかも知れませんが、それも含めてガンバはクラブとして責任を取るのでしょう。切り捨てて後は知らんぷりよりはマシでしょうけれど、そもそも問題を起こさない、問題をすぐに解決していればこんな大きな話にはならなかったのですけれど。

高知への派遣が終わってガンバに戻ってきたらどのポジションに据えるのでしょうね。

ユースコーチとして今回やらかしてしまったわけで、ガンバに戻ってくる前の監督としても磐田やトスでダメだったのでじゃあどこで使えるのかとも言いたくなりますが、J3に参戦していたガンバ大阪U23チームの監督としてはかなり良かったのですよね。

多くの選手をトップチームに送り込みましたし、選手にも慕われていました。オム(山口)なんかは最後の試合でボロ泣きしてましたし。

またU23のようなセカンドチームを作ってエリートリーグに参加しますかね? 多分、トップチームにとってもメリットはあるはずですが、予算的に厳しいのでしょうか。コロナ禍の中でもクラブの営業部門は頑張っていましたので、他クラブからの即戦力補強以外に今いる選手の強化に回せる経費が増えていたら良いのですけれど・・・。

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