BGVとしてのウェザーニュースの適正性

最近は仕事の休みの日で家にいるとき、ダラダラと見る動画がほぼウェザーニュースになりました。

数年どころか10年くらい前から、あまりテレビを見なくなりました。よく言われる面白くないとか同じような番組ばかりとかいう批判的な原因があってというよりも、しっかり時間を取って30分なり1時間なりの番組を見る習慣が無くなったといった方が正しいです。

家電としてのテレビを自室に置かなくなったこともあります。nasneを使ってtorneモバイルを使ってスマホやタブレットで見るのが、私にとってのテレビ視聴ですから、家電としてのテレビで見る時よりも少し手間に感じることも原因の一つでしょう。

いくつかの番組だけは、TVerとかGyaOで見ていますが、休みの日で時間がある状況でもテレビを見るのではなく、結局ネットでの動画視聴をダラダラとするようになっています。

そんな中で、BGVとしてダラダラ見るのに適しているコンテンツとしては、
・細かく途切れない
・集中して見ないと中身が分からないということがない
・目まぐるしい展開がない
・それなりに楽しい
といった条件を満たす必要があります。

いろいろYouTubeのライブ配信コンテンツを見てきました。猿山の配信とか空港や線路の配信とか、あるいは水族館の映像とかいろいろありますが、さすがにその辺は毎日見ていると飽きてくると言うか、映像がほぼ変わりません。ハプニングが起きたらダメな被写体ですし。

ということで、毎日異なる内容、かつ上記の条件を満たす配信コンテンツとして、ウェザーニュースにたどり着きました。

天気の情報を得られますし、ちょくちょく天気以外のいろいろな企画もやっています。そして地震や台風緊急時にはすぐに重要な情報が配信されます。

生配信ですのでいろいろハプニングというか、面白おかしくキャスターと天気予報士との掛け合いが行われたりもあって、飽きることのないコンテンツです。

そして、ウェザーニュース配信がすごいのは、非公式での切り抜き動画をOKにしているところです。その切り抜き動画がいくつもバズったことは、この方針が正しかったことを証明しています。

通常、公式側が非公式に編集されてアップロードされる動画を認めることはまずありませんが、それが出来たのはウェザーニュースの動画が基本的にライブ配信のみであり、過去の動画に基本的に価値が無いからでもあるのでしょう。切り抜き動画でバズってウェザーニュースの利用者が増えればWin-Winですし、その好循環が回っている状態です。

一般的な芸能人あるいはYouTuberの動画であれば、過去に出した公式動画を再生してもらわないと収入にはなりません。ユーザー側が非公認の切り抜き動画を見て満足してしまうと、自身の公式動画を見てもらえなくなるので、認めるわけがありません。

ウェザーニュースと同じ手法が出来るコンテンツ配信者は非常に限られるでしょうけれど、今後は他にも出てくるかも知れないですね。

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