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資格のはなし

突然ですが、皆さんは資格取得に何を期待しますか?

それぞれの環境、立場、年齢などで資格取得の目的は異なると思いますが、一般的には、キャリアアップ、収入アップや転属・転勤のため、就職、転職に向けて資格取得を目指す方がお多いようです。

でも、せっかく取得した資格を履歴書に記すだけで眠らせてませんか?

費用と時間を費し、日常との両立に苦労しながら得た資格には、まだまだ多くの効果が詰まっています。

例えば……

・業界内での技量・レベルを測れる 
・更に専門性が身につく
・成功体験で自信を持てる
・社内外での信頼度の向上
・働き方が変わる
・能動的に動く力が身につく
・視野が広がり思考が広がる
・問題解決力が身につく
・将来像が明確になる
・ネットワークが広がる
・積極性が高まる

資格取得後も自身の行動や考えかたで、様々な効果を期待できます。

では、受検者や資格取得者が在籍する事業所ではどんなメリットが期待できるでしょうか?

・知識とスキルを習得したスタッフの在籍証明(ブランド力アップ)
・在籍スタッフのモチベーションアップ
・相乗効果によるスキルアップ環境の醸成
・人材育成・教育の好循環
・資格を軸に業務の基準化を図れる
・業務効率性の向上

などが思い浮かびます。
また、資格取得をサポートすることで社内外の評価も向上し、離職率の抑制や求人時に優位性を得ることも期待できるでしょう。

一方では、残念ながら志しがあっても、資格取得を断念する方もいらっしゃいます。

・準備までの時間が無い
・費用がかかる
・取得しても収入アップに直結しない
・資格より実務経験重視なのでは?

という理由などで、多くの方が受検を諦めているそうです。

企業の方には、是非この悩みをひとつでも解消していただき、チャンスがあるスタッフの背中を押して上げて欲しいです。

また、これらの悩みをお持ちの方はあと一歩前にモチベーションを高めていただき、チャレンジを諦めないで欲しいです。

「資格を取得しても役に立たない」
と考える人もいます。

しかし採用担当の方や、人事担当の方は、資格そのものだけに価値を見出している訳ではありません。

資格を取得した方に対しては……

・向上心のある人材
・時間管理・自己管理ができる人材
・目標達成力のある人材
・自律力のある人材

と、目標に向けて取り組む姿勢を評価することでしょう。

資格の取得はとても意義のあること。

受検を通じた発見や疑問の一つひとつは学びその物ですし、新しい可能性やチャンスに恵まれることもあります。

例えば専門性の強いHRSの事業では、レストランサービス技能検定の1級を取得していて、一定の条件を満たしていれば、HRS認定資格の「西洋料理テーブルマナー講師認定試験」を学科試験免除で受験できます。

この資格も取得すれば、技能とマナーを兼ね揃えたサービスパーソンとして、活躍の場は更に広がるでしょう。

同じく2級か3級の資格を取得していれば、「HRSサービスコンクール」のヤングプロフェッショナル部門(30歳以下)にエントリーが可能です。

同じ世代、同じような環境で切磋琢磨する仲間との出会いは、他では得られない掛け替えの無い財産になるでしょうし、技術を磨くことで、技能五輪や技能グランプリなど更なる高みを目指すことも可能です。

資格取得にチャレンジすること、資格を取得することで得られる一番の意義は個人の人生や、職場環境や仲間を豊かにしてくることです。

志ある皆さん、事業所の方々には、ぜひこの制度を利用していただき、ご活躍いただくことで、更に業界が豊かになることを願っています。

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