藤井の全冠独占がくずれた件
すでに旧聞の部類ではあるが、藤井が叡王戦の番勝負で伊藤に負けて全冠独占が崩れた。「藤井の番勝負負けなしを崩すのは誰か。」と言われていたが、それは同学年の伊藤だった。負けても物語になる藤井はつくづく「持ってる」男だ。
レーティングでいえば(8月4日現在で)藤井が2084、伊藤が1898でかなり差がある。(それ以降は永瀬1897,佐々木勇1857、羽生1848)しかし感じる印象としては、永瀬との差ほど拮抗しているようにも見えないし、藤井とのレート差ほど実力が離れているようにも見えない。特に短時間棋戦だと。
これは多分将棋星人が二人になったんだろう。
勝又七段も「怪獣がもう一体現れた」と表現しているし。
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