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古墳に張り付いた寺(白鳥山法持寺)

熱田神宮の西に白鳥山法持寺(はくちょうざんほうじじ)という寺があります。

境内

山門をくぐった奥、境内の西側(上の写真で左側)に盛り上がって木が生い茂る部分がありますが、これが何かというと

白鳥古墳

裏に回って見ると古墳です。このあたりは、白鳥になった日本武尊が降り立ったという伝承に因んで白鳥(しらとり)と呼ばれ、古墳も白鳥古墳といいます。

ただ、同じ伝承により白鳥塚と呼ばれる古墳が名古屋市守山区の志段味古墳群の中にあり、そちらの方が大きいです。他に三重県の鈴鹿とかにも似た話があって、うーん分からん。

この古墳は戦後復旧の都市整備により元の前方後円墳から南側の前方の部分が道路として削られ、道路を挟んだ今は中学校になってるところから移転してきた法持寺の造成で、後円部の東側が削られています。

古墳のすぐ西を流れる堀川、遠くに見える門みたいなのは、国際会議場

寺に戻って

古墳に乗っかってる部分に弘法大師の庵
庵の横は地蔵郡

因みに古墳の脇に、殆ど人が来ない小さな公園がありまして、この地域に来た時は、そこで昼にオニギリ食べてたりします。

しかし、今日のランチは月見鳥天丼でした(お寺に行ったのは少し前のこと)


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