モーニングサービス考

最近、ネット上でモーニングサービスに触れた記事をよく見るようになったと感じます。

そこで、地元民としてモーニングサービスを、どう受け取っているかを書きます。

モーニングサービスの何が便利かと考えると、交通事情と関係あるように思います。

名古屋は昔から都市の規模に比べて公共交通機関が貧弱でクルマに頼ることが多いのですが、市内と郊外、あるいは愛知県と県外の往来は、橋がネックになります。なので、電車でもクルマでも朝の通勤が混雑して大変。

すると、早めに職場の近くに移動して安く朝食が取れると助かるわけです。その応用で、休みの日は顔を洗って着替えたら家を出て、途中でモーニング。また、ショッピングセンターに開店前に行き、駐車場の中にある喫茶店でモーニング食べながら開店を待ったりします。

サービスメニューの内容は、トースト、ゆで卵が一般的ですが、サンドイッチやサラダ、オニギリという場合も。個人としては、小鉢の蕎麦、バナナ一本、茶碗蒸し、アイスクリームなども経験しましたが、一番好きなのは、クロワッサンなどの焼きたてパンが食べ放題。パン屋に併設した喫茶室とか、奥で店で使うパンを焼いてる喫茶店もあるんです。

たまに、モーニングタイムは他の軽食メニューを止めている店があるのは気に入らないですね。朝からナポリタンを食べようとしたら「それはランチメニュー」と断られてしまったことがあります。

最近の傾向としては、かっての食べきれないほどの量の店が減り、量より質で、何種類かのセットから選べる店が増えているように思います。それを、どのセットにするか聞いてくれるので断りやすいと言う人も居ます。コーヒーを飲みたいだけなのに、何も言わずに山ほどの食べ物をつけられては迷惑ということらしいです。

特に、他所の地域から来てる人達の中には、モーニングサービスに戸惑う人も居るようですね。