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CADオペレーター

CADオペレーターというと、昔は複雑な操作でデータの管理も特殊なCADを扱える人というイメージがあったと思うけれど、近年はソフトが進化して操作もデータの扱いも簡単で、事務のソフトと変わらなくなってきました。

そこで、人材派遣の会社からCADオペレーターとしてメーカーに入ってる人達も、絵が書けるだけでは仕事が思うように貰えないので、設計者との打ち合わせがスムーズになるよう専門知識も勉強したり、社員より高度なCADの使い方ができないかと研究したりと苦労していると思います。

私はというと、元々設計の会社にいて経験もあり、機械設計の補助員としてメーカーとも契約してるし、頼まれればアイデアも出して計画して、普通に設計もやっているけれど、気持ちとしてはCADオペレーターでいたい。(因みにCAD習得は、ほぼ独学。専門学校の存在に疑問を持ってる側)

というのも、やはりメーカーの社員ではないので、売り込む客先との打ち合わせも無いし、現場対応も限定的だし、強度や品質についても責任が取りきれるわけではなない。だから、どんな機械にしていくかという場面では思い通りになるわけではなく中途半端。

なので、設計者が思い描く形を実現する事をCADで助けるのが自分の仕事と思いたい。

最近は、3DCADが主流になり高機能化して、重量計算、構造解析、干渉チェック、動作シュミレーションなどもCADオペレーターの作業になってきたので、再び設計者とは違う専門性のある仕事になっていくのかもしれません。

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