年末に思うこと
年内に就活が終わればいいなあと思って、それなりに頑張っていたのだが、結局ダメだった。最後の応募先が自分にとって本当にやりたい仕事だったのもあって、悲しみのあまり普段の四倍くらいの飲酒をしてしまった。一日経って、頭の痛みが「ガンガン、ぐらぐら」から「ふらふら」くらいに落ち着いてきたので、文章でも書こうかなと思う。経験上、体調が悪いときの文章はネガティブになりがちなので、気をつけて書く。
私の普段の様子を伝えている・知っている人からは、もっと応募先を増やしたほうがいいよと言われるし、自分でもそう思う。ただ、社会に対する不安があまりにも強すぎて、恐る恐る就活をするのがやめられない。その原因としては、スマホから社会に対しての悪いイメージを取り入れすぎと言うのもあるし、大学時代から変に苦労するバイトに当たりがちだったのもあると思う。あまりこういうことを信じるのは好きではないけれど、遺伝的な不安の強さが関係している気もする。
それでも、少しずつではあるけれど、「世の中はそんなに悪いことばかりじゃない」と思えるようになってきた。体調が改善してきたのも大きいけれど、一番効果があるのは、友達に会ってたわいもない話をすることだと思っている。友達に会った日は生きててよかったなと思えるし、生きていてもいいよねと安心できる。
私は自分から友達を遊びに誘うのが全く得意でなく、いつも受け身になってしまう。私が誰かと遊ぶ日は、たいてい相手から誘われている。本当にありがたいことだなと思うし、「遊びたい」と思ってくれる友達を、もっと大切にしなきゃいけないなと思う。
大学を出たあとの人生って本当に人それぞれで、住んでいる場所もみんな散り散りになって、そのまま縁が消えてしまうというパターンも少なくない。そんな中、どんなに離れていてもその人に会いたいとか、なんとかスケジュールの合間で時間を合わせて直接会話がしたいとか、そういう感情そのものが尊いものだなと感じる。SNSの中でならいつでも友達と会うことはできるし、時にはSNS上のやり取りで勇気をもらうこともあるけれど、「会いたい」という気持ちには敵わない。
来年の目標があるとすれば、もっと積極的に友達と会って、どうでもいいような話がしたい。自分の人生が停滞気味なとき、世の中に取り残されたような惨めな気分になって、誰にも会いたくなくなってしまうけれど、そんな時こそ誰かと会う必要がある。
大袈裟な言い方だけど、生きているうちにあと何回友達に会えるのかもわからないし、友達に会うことこそが友達を大切にできるチャンスだ。友達に優しくしたり親切にするのは義務とかじゃなくて、ラッキーで幸せなことで、この機会を逃してはいけないと思う。友達からいつも元気とかやる気とか色々なものをもらっているけれど、何よりも自分が友達にとってそういう存在でありたい。だからそのための努力をする。努力をしながら、友達とみんなで楽しい人生を送り続けたい。
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