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団結のドミナリア、兄弟戦争のアリーナ再調整コモン・アンコモンへの所感

職工おじさん、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。

※本記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
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ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシーより。


◆はじまるよ

今回は、日本時間の2024/01/17深夜に『カルロフ邸殺人事件』新情報発表の裏で行われた、MTGアリーナにおける『団結のドミナリア』および『兄弟戦争』収録カードの再調整について、変更点をチェックしながら、ヒストリック職工への影響も考察したいと思います。

全部で15種類。長くなりますがお付き合い頂ければ幸いです。
なお、今後お出しする画像は左が原版のカード、右がアリーナ再調整版のカードです。


◆団結のドミナリア 10種類

《芽吹くゴブリン》
能力の起動コストが「タップのみ」に変更。

起動コストを確保しておく必要がなくなったので、他のカードの展開を邪魔することもなくなり、土地を伸ばす能力がより噛み合うようになったのではないでしょうか。


《メリアの先導》
スタッツが4/4から5/5に強化。
「版図」能力のダメージが「1つを対象とする」に変更。

マナ総量は変わらず重いので構築での出番は少ないとは思いますが、クリーチャー除去としても機能するようになったのはプラス。


《日光浴するルートワラ》
「版図」能力の起動が合計2マナに減少。

標準的なルートワラ程度の起動コストになったので、構築でも十分使える能力になったと思います。「版図」はすべての基本土地タイプを持たせる《ナイレアの存在》を使えば簡単に最大にできますので、7点クロックとして構築戦で活躍する目もありそうです。


《荒野の偵察》
「キッカー」コストが1マナ減って、合計4マナで兵士2体まで得られるように変更。

土地を伸ばしながらブロッカーが2体も立つので、それなりに強いカードではあったのですが、いまいちテンポが悪かったので嬉しい調整。


《トゥーグの落とし子、ウゥーグ》
2つ目の能力が「諜報2」に変更。
3つ目の能力の起動コストが無色1マナに変更。

墓地対策でパワーが0になる点は無視するとして、全体的に性能が向上し、特に毎ターンの「諜報2」で引き込むカードをほぼ有効牌にできる点が強力です。


《連合の大将軍、ラーダ》
マナ総量が3に減少。

シンプルな調整ですが、軽くなれば単純にプレイアブルなカードに近づくので、「版図」デッキに枠を取れる可能性は高いです。


《巣穴の長、ルリク・モンス》
スタッツが3/3から4/4に強化。
誘発型能力が「戦場に出るか攻撃するたび」に変更。

出たときに1回仕事をするうえに、スタッツが向上して攻撃もしやすくなりました。実用ラインに乗ってきたと言えそうです。


《エフラヴァの末裔、ザー・オジャネン》
誘発型能力が「戦場に出るかタップ状態になるたび」に変更。

出たときにもカウンターをばら撒くようになったので、かなり攻撃的なカードになったと思います。


《エイヴィーゾアの空士、ナエル》
マナ総量が2に変更。
スタッツが2/4から2/2に変更。

2マナならライブラリートップを操作しているだけでも強いので、一気に構築戦の実用範囲に。《ナイレアの存在》と合わせて5枚見て1枚引くカードにしてあげたい。


《潮に仕えるもの、タトヨヴァ》
自身と、能力によってクリーチャー化した土地のスタッツが3/3から4/4に変更。

3点なら7回殴らないといけませんでしたが、4点なら5回で済むのでかなりパンチが強くなりました。元々強かったカードなので活躍に期待。


◆兄弟戦争 5種類

《パワーストーンの神童、ウルザ》
マナ総量が2に変更。
「警戒」が削除。

「警戒」の削除は痛手ですが、軽くなったことでタフネスが高いルーターとして使いやすくなりました。


《マイトストーンの稼働力》
マナ総量が3に変更。
出たときの能力が「カードを2枚引く。その後、カードを1枚捨てる。」に変更。

軽くなったことで《生命ある象形》の互換という感じに。パワーが1低いですが、先にアドバンテージを得られるこちらにも分があります。


《パワーストーンの分割》
カード・タイプが「インスタント」に変更。
追加コストが伝説でなくてもカードを引くように変更。

追加コストが宝物や地図のトークンでもフルスペックが出るようになったので、かなり利便性が高くなりました。アーティファクトを使うデッキのマナ加速源として期待できます。


《採掘の神童、ミシュラ》
マナ総量が2に変更。
「速攻」が削除。

《ウルザ》の「警戒」削除は大したダメージではないですが、こちらの「速攻」は残しておいて欲しかった印象。しかし、軽くなったことで早めに召喚できますので、クリーチャーそのものとしての性能は微妙に向上したと思います。


《採掘爆発》
カード・タイプが「インスタント」に変更。
対象から「プレイヤー」が削除。
与えるダメージが4点に増加。

プレイヤーに打てないのは残念ですが、インスタントのクリーチャー除去として運用できるようになり、よりコントロール的に使えるようになりました。これもアーティファクトを扱うデッキなら採用を考えられそう。


◆おしまい

以上、再調整によって変化した『団結のドミナリア』『兄弟戦争』のカードをチェックしました。(元々、再調整済みの《機能不全ダニ》を除く)

『団結のドミナリア』では「版図」を中心に緑のカードを重点に強化、『兄弟戦争』ではアーティファクトをテーマに扱うカードを調整した感じでしたね。今後の構築にも取り入れていきたいと思います。

ご清聴ありがとうございました。

じゃあの。

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