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ヒストリック職工デッキ探究 動物園の管理者#2/MenagerieCurator#2【Historic Artisan】

職工おじさん、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。

※本記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ社の認可/許諾は得ていません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
©Wizards of the Coast LLC.

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストのファンコンテンツ・ポリシーより。


◆はじまるよ

今回も、ヒストリック職工(HistoricArtisan)で使えるかもしれない構築や戦術を探すあそびです。
※職工・・・コモンとアンコモンだけで行う60枚構築。たのしい。

デッキの紹介、採用カードについての考え方などを書き残し、イマイチ情報を拾いづらいヒストリック職工環境の改善を目指しています。

では早速ですが、デッキをご覧ください。

今年の初めにやったばかりですが、色々とアップデートが加わったものを対戦会で使用したので、今回は大体1ヶ月半振りの【動物園の管理者】です。

前回はカードアドバンテージ確保の軸となる《動物園の管理者》を手札に引き込むことに重きを置いてデッキを構築しましたが、本構築ではそれに加えて《管理者》不在の状態でもある程度の継戦能力を確保することを目的として、よりグッドスタッフ化が加速しました。

※前回の記事はこちら


◆テーマとなるカード

ひとたび戦場に出れば圧倒的な存在感を放ち、ありとあらゆるクリーチャー除去の対象に選ばれてやまない『アルケミー:ニューカペナ』きってのアイドルカード、《動物園の管理者》です。

前回の記事と重複した説明にはなりますが、
・可能な限りクリーチャーしか採用しない。
・《管理者》4枚以外は、すべて異なるタイプのクリーチャーにする。
の2点に気をつけて構築を行い、《管理者》の能力で常にカードを引きながら、毎ターン珍獣を見せびらかし続けるのが目的です。
ここに動物園を建てよう。

以降は、前回同様に採用したカード1枚ずつの紹介です。
新規は★、続投は〇を付けています。


◆2マナ

★《イリーシアの女像樹》。植物。前回見落としていたマイナー種族のマナ・クリーチャー。パワー4以上の生物が隣にいればマナが増える。

★《マナ編みスリヴァー》。スリヴァー。こちらも見落としていたマナクリ。デッキの構成上、他のスリヴァーは皆無ですが、単体でも十分機能する珍しいスリヴァーなので問題なし。

〇《ヤドクガエル》。カエル。マナも出せるし、接死も持てて、到達もある。新世代の優秀なマナクリ。

★《極楽の羽ばたき飛行機械》。飛行機械。再三見落としていたマナクリの3号。激しい多色のデッキなので、無色の生物でサポートできるのは強い。

〇《神憑く相棒》。犬。手軽に出せるドローソース。隙あらばこういうカードも入れておきたい。

〇《大洞窟のコウモリ》。コウモリ。「スタンダード」でも大流行中の「コウモリ」単一タイプのクリーチャー。安全確認から除去の的まで色々と便利。

★《頭蓋マイマイ》。ファンガス・カタツムリ。「カタツムリ」はこれしか存在しないので、実質「ファンガス」単一タイプの手札破壊内蔵生物。


◆3マナ

〇《忠実なグリフ》。ヒポグリフ。インスタントとして行動できる貴重な飛行戦力。

〇《博覧会場の警備員》。ドワーフ・兵士。こちらも貴重なクリーチャー除去。

★《別館の歩哨》。ファイレクシアン・クレリック。多勢種族2つから枠を勝ち取って新規採用されたカード。やはり、除去を内蔵している方が大事。

〇《大クラゲ》。クラゲ。前回のサイドボードから今回はメインボードに出張。貴重なクリーチャー除去枠。

★《青銅のセイウチ》。セイウチ。MTGで唯一の「セイウチ」。出たときの「占術2」も強力で、マナクリなのもデッキの安定に貢献してくれます。

★《彼方見》。狐。同じく序盤の安定のために採用。あらゆる色から事故を解消できるしカワイイ。ふれあい広場。

〇《宝石泥棒》。猫・ならず者。メジャーなタイプを2つ使いますが、意外とグッドスタッフで扱いやすいものは少ないので続投しています。

〇《吉兆の一角獣》。ユニコーン。若干の使いづらさを感じることもありますが、動物園感は大切にしたいので続投。

★《知識鱗のコアトル》。蛇。おそらくこのデッキで一番サイズが大きくなる生物の1体。カードを引くだけ成長するのは相性が良すぎる。


◆4マナ

★《スレイベンの見張り》。天使。「天使」の枠が空いたので採用。クリーチャーしかいないデッキなので全体強化がとても強い。

★《夢吸いイカ》。イカ・イリュージョン。概ね、飛行を持った《知識鱗のコアトル》。同じ理由で相性が良いので新規採用。

★《貪欲なチュパカブラ》。ビースト・ホラー。ETBでクリーチャー除去をするアンコモンと言えば、これ。やはり入れた方が強いので、「ビースト」の枠を奪い取りました。

★《サルーフの群友》。狼。単一タイプでドロー内蔵。浮いた2マナで「予顕」もできるので繋ぎとして便利。

〇《空漁師の蜘蛛》。蜘蛛。条件付きですが万能除去なのはえらい。

〇《血編み髪のエルフ》。エルフ・狂戦士。《管理者》と合わせてアドバンテージを荒稼ぎする「エルフ・狂戦士」。文句なしに強い。

〇《ヒレバサミダコ》。サメ・タコ・カニ。ニューカペナ動物園の看板なので続投。これが抜けるときは園も潰れる。

〇《苦悶の占い師、クェザ》(再調整)。セファリッド・アドバイザー。唯一、前回から採用していた「カードを引くたび」に誘発する効果のあるクリーチャー。もう少し探していれば良かったと思う。


◆5マナ

★《熟考漂い》。エレメンタル。「想起」で唱えてもクリーチャーなので、このデッキでは3マナのカードとしても扱いやすく融通が利くカード。

★《地底街の掃除屋》。ゴルゴン・暗殺者。アーティファクトやクリーチャー1つを生け贄に、追放除去を打てるニューフェイス。これの収録でアップデートを意識し始めたので、本記事のきっかけとも言える1枚。

〇《馬の王者、飛蔭》。馬。《吉兆の一角獣》や《スレイベンの見張り》で強化してあげることで出せるクリーチャーのパワーも上がるので、ライフの最後の一片を押し切るためにも重要な伝説のクリーチャー。

〇《アウルベア》。鳥・熊。「ヒストリック・パウパー」の【緑単】でもフィニッシャーを務める強力な生物。動物園感のためにも続投。

★《ソンバーワルドの雄鹿》。大鹿。出たときに対戦相手のクリーチャーと格闘できるので除去の足しにもなります。四足獣は多ければ多いほど良い。

〇《花咲く跳獣》。スピリット。本物の鹿が加入してきて見た目に混乱を招く神河の「神/Kami」。


◆6マナ

〇《カザド=ドゥームのトロール》。トロール。土地の枚数を安定させつつ、フィニッシャーにもなるので引き続き採用。

〇《気前のよいエント》。ツリーフォーク。《トロール》と同様に続投の「森サイクリング」。

せっかくなので土地も。24枚。
初動をテンポ良く迎えるために、1ターン目に出すための緑マナが出るタップインの土地を中心に採用して、《古代の聖塔》や基本土地などのアンタップで出る土地でこれをフォローします。氷雪土地は、「沼サイクリング」「森サイクリング」で探すためのものです。


◆サイドボードについて

アーティファクト、エンチャント対策4種類。
〇《機械壊しの河童》 海亀・忍者
〇《一番目の子豚》 猪
〇《酸のスライム》 ウーズ
〇《隕石ゴーレム》 ゴーレム

布告系除去3種類。
★《肉袋の匪賊》 ゾンビ・戦士
〇《チェイン・デヴィル》 デビル
〇《騒がしい収穫者》 ナイトメア

状況を選ぶクリーチャー除去2種類。
★《怒り狂う長剣歯》 恐竜
★《悲しみの魔神》 デーモン

墓地対策2種類。
〇《死より選ばれしティマレット》 亜神
〇《土覆いのシャーマン》 ケンタウルス・シャーマン

雑多な対策カード4種類。
〇《ニクス毛の雄羊》 羊
〇《剛毅なるサムワイズ》 ハーフリング・農民
〇《砂追いのモロク》 トカゲ
〇《赦免のアルコン》 執政官


◆おしまい+サンプルデッキ

今回はここまで。
《動物園の管理者》を軸にしたデッキのアップデートを行いました。正直まだ凝れそうなので、今後も改良を重ねていきます。

今後もヒストリック職工で使えるかもしれない戦術・デッキを模索していきます。

ご清聴ありがとうございました。
※MTGアリーナにインポートできるサンプルデッキリストを添付しておきます。(英語)

じゃあの。

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