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【茶番】「夢幻」の歌詞考察!!パート1
鬼滅の刃柱稽古編のオープニング主題歌、HYDEさんの「夢幻」歌詞考察をやらせていただきます!!
最終巻までの内容を含みますのでご注意くださいm(_ _)m
先に言っておきますが、茶番です(笑)!!!!
まず、「夢幻」という曲名ですが、"ゆめ"と"まぼろし"を組み合わせて構成された熟語ですね。今後戦いの場となる異空間・無限城の「無限」をかけていることもあると思います。
曲名だけでさえも海より深いです(?)
中もかなりこって作曲されていると思うので、頑張って考察します(笑)
「永遠の意味 知らぬ君に 答えを示す時だ
夢幻に続く 螺旋の先へ」
単行本16巻、産屋敷家は無惨に初対面。その時、「君の考える"永遠"は ただの"夢"や"幻"なんだよ」と、お館様は無惨に言いました。
【無惨にとっての"永遠"】
無惨は、以前上弦の六"妓夫太郎"が殺されたとき、「私が望むものは不変だ」「完璧な状態で"永遠"に変わらないこと」と言っていました。
無惨は生前体が弱く、二十歳になる前に命尽きるだろうと言われており、それでも生きていたいと考えていました。この頃は、病気が治ったら…と、普通の"夢"や、"幻"を見ていたのだと思います。
…しかし、薬を飲んでも治療を受けても病状の悪化はとめられない。
それに苛立った無惨は医者を殺してしまいました。ただ、医者を殺して間もなくの頃、無惨は自分の体が鬼として変化していることに気が付きました。
これで、「"永遠"に生きる」ことができると思った無惨。無惨にとっての"永遠"は「不滅の命」なのです!!
![](https://assets.st-note.com/img/1716284909587-ZaAqpxQnHh.png)
【お館様にとっての"永遠"】
個体によって差はあるけれど、この世に生を受けたものはいつか等しく命の終わりを迎える。「不滅の命」など存在しないと考えています。
しかし体は滅びたとしても、「悪鬼滅殺」「人の命を守る」という想いは何年も何年も受け継がれてきているのです。これが、お館様にとっての"永遠"だと私は考えます。
「永遠というのは人の想いだ。人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ。」
16巻のこの言葉にも結び付いています。
つまり、この歌詞はお館様が
"永遠"という言葉の本当の意味を知らない君(無惨)に
私が教えてあげよう。
君が"永遠"だと思っているものはただの"夢幻"なんだ。
……と、無惨に投げかけているのです。
柱稽古編のキービジュアルにも「想いを繋ぎ受け継ぐ者」と、同じような意味の言葉が書かれていますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1716284524138-RZpwUwO1la.png?width=800)
「言い訳に聞こえた理由は 儚い未来 手繰った弱さ
それを強さとはき違えている」
……ここは意味がわからずググりました(゚Д゚;)
水飴さんの言葉を引用させていただきましたm(_ _)m
君は永遠の命(太陽を克服した禰豆子)を手に入れることで、
完璧な存在になれると言うけれど、
私にはそれが言い訳のように聞こえる。
本当は悪変(命を落とすこと)を恐れているだけだろう?
なぜなら君がいなくなれば受け継ぐ者がいなくなるから。
だからこそ不滅の命を求めているんだろう?
なるほど!!!!
弱さ=無惨の、「継ぐ者がいなくなることへの恐怖」。
その弱さを隠すための言葉が、言い訳のように聞こえる。
こういう捉え方があったんですね!!!!
イヤソレニシテモコノネズコチャンカワイイナ
![](https://assets.st-note.com/img/1716284601040-wnW2j89tOJ.png)
サビのイントロ
「憎い 憎い 醜い 醜い
月を隠すほどの 黒く 黒く 淀む 心
君さえいなければ」
憎い・醜いは、鬼殺隊員から見る無惨だと考えます。
君(無惨)がいなければ、あれだけの人が犠牲になることはなかったのに。
ずっと眠っていたはずの"虎"や"竜"が目覚めることはなかったのに。
しかし、「月を隠すほどの黒く黒く淀む心」という部分はほとんどわかりません…。
月と聞いて私がはっとしたのは「月の呼吸」ですかね。始まりの呼吸の検視である継国縁壱さんの兄・上弦の一である継国道勝さんが使っている呼吸です。
もしくは、鬼殺隊士であった善逸の兄弟子である獪岳が鬼に変貌したことを表しているとも読み取れます。
つまりここのパートは、
憎い、憎い、醜い、醜い。淀む心。
君(無惨)がいなければ、あれだけの人が犠牲になることはなかったのに。
ずっと眠っていたはずの"虎"や"竜"が目覚めることはなかったのに。
……と嘆いているのだと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1716284679588-GP8gku759z.png)
「ゆらいでる ゆらいでいる 花のように意思を繋ぐ
奪っていく 奪っていく 嵐のように心を裂く」
最初の1行目には、「意思を繋ぐ」とありますね。
「ゆらぎゆらぎながらも、花のように意思を繋ぐ鬼殺隊」
……を表現しているのだと思います。
「鬼殺隊の想いは、決して途切れることはない」というお館様の考える"永遠"をそのまま歌詞として挿入しているのかな?
また柱稽古編で、冨岡さんが錆兎と一緒に選別を受けたことが明らかになりました。炭治郎が冨岡さんにかけた言葉に、義勇さんは錆兎の遺志を継いでいかないんですか、というものがありました。これもリンクするかなと。
一方、2行目からは、
「心を裂く」とあります。
歌い手もここで2人に分かれているので、対立する鬼殺隊と無惨を表しているのかと思います。
「すべてを巻き込みながら、嵐のように心を裂く無惨」
2行目はこれを表現したいのだと考えます。
サビのワンパートでは、気殺隊を「花」、無惨を「嵐」と例えています!!
恐らく、鬼殺隊を巻き込み奪いながら…という無惨の動きです。やっとらすぼすに近づいてきたんだという感じがして嬉しいですね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
1番の最後のイントロですが、
「永遠の意味 知らぬ君に 答えを示す時だ
夢幻に続く螺旋の先に 待つのは誰」
……とありますね。
「"永遠"の意味知らぬ君に答えを示す時だ」は最初考察した通り、"永遠"の本当の意味を無惨に教えてあげよう、というお館様でした。
アニメオープニング映像の時、「螺旋の先に待つのは誰」で、炎の中をかきわけてたどり着いた先に立っていた無惨の首を切ろうとする炭治郎の姿があります。結論から言ってしまいますが、それによって、螺旋の先に待っているのは無惨ではないかと思います。
「夢幻に続く」の意味はよくわかりませんが、無限と掛けているのかな?無限に続くはずの螺旋を超えて悪鬼を滅する、絶たれることのない"永遠"を絶つのが、「気殺隊」だということを表現したいのかな…?と
予想しています。わかりませんが!!
以上が「夢幻」の歌詞予想(パート1)でした!!!!
かなり深くて読み取るのが難しい一方、結びつく部分も沢山あってとても凄い歌だと思いました!!!!
また次週(?)パート2を行いたいと思います☆
今度は完結します。(多分)
茶番ですが最後まで読んでくださり、ありがとうございましたっ!!!!!
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「夢幻」フルバージョン→https://youtu.be/MdsbYkAp64s?feature=shared
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