HARUNA

東京にいる25歳。写真撮ったりして生きてます。

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東京にいる25歳。写真撮ったりして生きてます。

最近の記事

九州旅。

怒涛の1月だった。あまり記憶が無い。 やっと少し仕事が落ち着く2月。 少し色んなことから逃げたくなった。 元々去年から友だちと2月にハワイへ行く約束をしていたのを、九州修学旅行しよ〜に変更。今回は今年日本制覇したい私に友だちが付き合ってくれて、九州を回る旅になった。旅行じゃなくて旅な感じだったので旅って事にする。行きたい場所は何となく何ヶ所かあったけど、何日目の何時頃に行くとか、どのルートで行くとか、ほぼほぼ行ってから行った先で決めて行った。 私の性格上は比較的、計画、準

    • 深夜散歩

      初めて待ち合わせたマツキヨ。 カラー違いの編みニット。 電波のない地下の居酒屋。 写真を撮る約束。 同じ日用品。 家族の話。夢。 よく待ち合せた公園。 帰るか泊まるか迷って止まってたT字路。 夏の夜に散歩した道。 私と別れた帰り道に見つけたハンバーガー屋。 お気に入りのキャップ。 閉まった店のシャッターに落書きされた犬。 フィルムで撮った後ろ姿。 途中で寄った変なトイレ。 缶チューハイ飲みながら話した公園。 朝焼けを見に潜入した知らないマンション。 好きな曲を教え合う日常。

      • ”30代までに経験した事が顔に出る”らしい。

         今日のお参りでやっと気になっていた神社横にある駄菓子屋さんに行けた。大人になったから、大人買い!!と意気込んで少し重たいスライドの扉を開けた。子どもの頃、遠足や見学旅行、修学旅行で200~500円分のおやつを買いに駄菓子屋さんに行くのが好きだった。少し都会にあるお菓子の量り売りをしているキラキラした店より、なんだが昔ながらの駄菓子屋さんの方が落ち着いて妙に惹かれた。なんでなんだろうね~、でも似たところで言うなら、キラキラした高級ブランドより、一点物の古着が好きだったりする。

        • 悲劇のヒロインへ贈る。

           私は長いこと自分の境遇に振り回されてきた。毒親の母を憎み酷く嫌い、許すか許せないかの二択でしか考えられず、しばらく苦しんだ。自分を悲劇のヒロインにすることでしか生きられなかった。生き方がわからなかった。  高校卒業後に親元を離れた私は、色んな人に出会い環境が変わる中で、自分という人間と正面から向き合う機会が増えた。そして同時に両親に対しての考え方も自然と変化していった。どうしても悲しかった記憶の方が強く爪痕を残すし、思い出すと負のイメージに引っ張られてしまうので、ふと両親

        九州旅。

          ああ、またフラれた。

          そう、思ったのだ。  春を目の前にして、北の国から東京へ遊びに来た幼馴染の男は私に彼女を紹介した。 "可愛いでしょ、俺の彼女。"  うん、本当に可愛い。本当に可愛かったのだ。金髪のショートカットが良く似合う綺麗な顔立ちと、落ち着いた声で一定に話す一つ上の彼女は笑った顔も綺麗だった。でも私は何も知らなかった、あんなに一緒にいたはずだったなのに。彼女がいた事も何も知らなかったのだ。たまに連絡を取って、彼氏の相談をしたり、誕生日おめでとうと毎年言い合ったり、その時既

          ああ、またフラれた。