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オーストラリア生活10ヶ月目🇦🇺

オーストラリアに来てから丸9ヶ月、
ファームでの仕事が始まってから1ヶ月が経ちました。
まだまだオーストラリアに来たばかりのような気がしていたけど、
もうすぐ1年が経とうとしています。


新しいお家

ブリスベンから飛行機に乗ってケアンズに向かい、
1泊してから、バスで4時間揺られてファームがあるエリアにつきました。
途中で電波がなくなってしまうくらい、ひたすらに緑が広がる景色を眺めながら、
これからの生活への不安と緊張を感じたと同時に、
これでセカンドビザが取れる、先に進める、という安心感がありました。

バスを降りると、入居するシェアハウスのオーナーさんが、
迎えに来てくれていて、一緒にシェアハウスに向かいました。
イースターホリデーの最終日だったこともあって、
その場でシェアメイトのみんなと挨拶ができました。
私とルームシェアをする日本人1人と、
同じ会社のバナナファームで働くトンガ人の夫婦1組。
トンガの人と会うのは初めてだったので、どんな人だろうと不安もありましたが、
「温厚」という言葉がぴったりの2人で、本当に優しい人たちです。

1ヶ月住んでみて、今までオーストラリアで住んだ家で、1番住み心地がいいです。
とっても田舎で、家も気密性がなくて虫と共存している状況だけど、
それもだいぶ慣れました。
大学の頃の寮生活や、ルワンダでの生活など、いろいろな生活を
経験してきたおかげで、キッチンとお風呂の順番待ちは慣れてるし、
近くに遊びにいく場所がないことも、最初から承知の上で来ているので
ストレスは感じていないです。
むしろ、空気がきれいで静かで、夜になると月と星がきれいに見える環境に
癒されています。

ファームでの仕事

マッシュルームファームと聞いて、「あまり重労働じゃなさそうでよかった」
と来る前は思っていましたが、想像の倍以上、難しい仕事でした…。
日本で売られているキノコしか知らなかったから、
きれいに生えているキノコを、順番に収穫していくだけだと思っていたんです。
でも実際に行ってみたら、自由な方向に、いろいろな形やサイズで
生えているキノコの中から、収穫できるものを見極めて採る、という仕事でした。
「収穫できるキノコはこんな感じ」という基準はあるけど、
1個1個が違いすぎで、その基準が通用しないことも多く、
仕事を教えてくれていた韓国の子に、「最後はfeeling」と言われました。
そして1番驚いたのが、キノコの成長速度。
1日でもすごく成長するので、毎週月曜日に、
週末2日間、収穫せずにキノコを見たときには、思わず「わぉ」と声が出ました。

でも教えてもらった通り、”feeling"というのは本当に大事で、
1ヶ月前よりは、その感覚がだいぶわかるようになってきました。
まだまだわからないことも多いし、失敗したなと思うこともあるけど、
この1ヶ月は、毎日仕事があること、お給料が安定してもらえる幸せの方が強くて
あっという間に感じました。

一緒に働く人たち

今一緒に働いているのは、台湾人、ベトナム人、日本人、
フィリピン人のスーパーバイザーです。
書いた順に人数の割合が多くて、今が1番英語を使って仕事をしています。
いい人ばかりで、わからないことはいつも教えてくれるし、
仕事終わりに何気なく、「今日はどうだった?」と聞いてくれて、
ちょっと相談すると、「それはこうするといいよ〜」とアドバイスしてくれます。
そういう、ちょっとしたコミュニケーションを自分からすることが苦手なので、
ここで働いている間にできるようになりたいです。

ワーホリビザで働いている子がほとんどなので、
人の入れ替わりが激しく、私もすぐに新入りではなくなりました。
ワーホリ中は出会いと別れが多くて、1度さよならすると、
本当に次いつ会えるのかわからないし、
もしかしたら会わないかもしれないと考えると、
今ここで出会えた縁を、大切にしたいと思う毎日です。

英語、頑張ってきてよかった

何度も飽きながらですが、
英語を頑張ってきてよかったと思えた瞬間がたくさんありました。
ストレスなく人とコミュニケーションが取れたり、
英語が理解できることで、人より早く新しい仕事を教えてもらえたり、
英語が苦手な人の代わりに英文作成したり。
仕事以外の面で人の役に立てることで、仕事で足を引っ張ってしまっていることの
後ろめたさから解放されたこともあります。
正直、英語が話せなくてもオーストラリアで生活することはできるし、
選ばなければ仕事も見つかると思うけど、
誰かと一緒に仕事をする上で、「相手との共通言語を話せる」というのは
私の中で救いになりました。

「一生勉強、一生青春」

オーストラリアに来てから、月に1度、祖母に電話するようにしています。
最近電話をしたとき、私が高校生の頃に亡くなった祖父が
1番好きだった言葉だと、この言葉を教えてもらいました。
思っていた25歳とは違うし、日本で頑張っている友達とも
人生の歩み方は違うけど、私は私なりに、日々学び続け、
私の青春を楽しんでいるな、と思えました。
大好きで、尊敬する祖父が好きだった言葉を、体現できる人でいたいです。


まだまだ始まったばかりのファーム生活。
自由時間もたっぷりあるので、無駄にしないように過ごしていこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました💐


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