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話題の週休3日制について、気になる点をまとめてみる

みずほフィナンシャルグループが週休3日や4日の制度を導入するということが話題になっているみたい。

ということで、今回は話題の週休3日制について、気になる点をまとめてみます。

週休3日制の場合正社員ではないのか?

以前はフルタイムで働けない場合はパートにするということが多かった印象だけれど、最近は最近では通常の正社員とは異なる「限定正社員」を制度として設ける企業が増えているみたい。

※限定正社員って?
正社員としての待遇はそのままに、出勤日数や労働時間(場合によっては勤務エリアや職務)等の働き方に関する一部項目のみ限定される働き方のこと。

週休3日制のお給料について

週休3日の限定社員(正社員)ということであれば、通常の正社員と全く同じというわけにはいかないけれど、限定正社員はあくまで「正社員」なので不当に扱うこともできない。

ただし原則、通常の正社員同様の基準を基本とするけれど、通常の正社員とは働き方が異なるため、限定される部分を考慮した上で決定する必要がある。

■みずほの場合
・土日に加え、毎週決まった曜日を休みとする
・給与は週休3日だと従来の8割、週休4日の場合には6割

「働く日数が減るからお給料も減るのだろう」と考えるのが自然だけれど、現状、1日あたりの労働時間が不明のため、何とも言えまない?

■ファーストリテイリングに場合
・週休3日でも1日あたりの労働時間を10時間に設定する変形労働時間制を導入
・通常のフルタイム勤務(8時間×5日=週40時間)と同額の給与が支給されている

ファーストリテイリングの場合、週休3日ではあるけれど変形労働制を導入して1日の労働時間を長くすることで通常のフルタイムと同じ時間分働いてもらうようにしているのでちょっと特殊なのかも?

週休3日制のメリット・デメリット

■メリット
・休みが増えるので、プライベートの充実につながる
・生産性が向上する
・通勤の負担が減る

■デメリット
・収入が減る可能性がある
・逆に一日の労働時間が増えてしまう可能性がある
・コミュニケーションのロス

どんな制度でもそうだけれど、やっぱりいいことばかりではないので、会社にとってのメリットデメリットも、社員にとってのメリットデメリットもよく考えて、制度は導入しなければならいないと思います。

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コロナ禍で様々企業が、新しい働き方を考え、日本の働き方もだんだんと多様化してきたように思います。おそらくこれから働き方の多様化はますます進んでいくのかなと思います。

【参考記事】


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