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日記74 2023_1112-1118

こんばんは。週に1記事くらいのペースでざっと日々の出来事や雑感を書いてます。
まさに怒涛の1週間。ひと息つきたい。


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写真は今週撮った1枚。朝の麻布台。

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始発電車で桜木町から帰宅して、昼まで眠る。起きて掃除をしてきちんと料理をする。水菜とごぼうの白和えと、豚バラと茄子とピーマンの塩ダレ炒め、さつまいものお味噌汁。
自身の芯をくった想いを表現すること。それは難しい。手段は限られる。言葉に慣れ親しんでいる人は言葉で、絵が大好きな人は絵で、手話を使って生きてきた人は手話で、表現を試みるのだろう。自分は話すことも表情に出すことも苦手なので、書き言葉が頼りだなと思ったり。家具でも表現したい。
『Coda あいのうた』が本当に素敵な映画だった。

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急に冬の寒さがやってきて、たくさん着込んで外に出ることがちょっと楽しみで、コタツを設えた家が好きで、雪国出身の人っぽさが嬉しかったりするのだけれど、髪の毛の長さが冬には全然足りていなくて悲しい。
アニメ『PLUTO』の第1話がめちゃくちゃ良かった。
第1話の「第」の字を、最近ようやく略字でスムーズに書けるようになって、少し大人になった気分になる。どうしてかというと、おばあちゃんの第の略字が綺麗でカッコよくて好きだから。

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忙しくなって追い込まれて、ミスが出る。ふがいない。そうすると焦って、どんどんどんどんガタつき始める。何もかも頭に入ってきにくくなって、順序が乱れていく。習慣だって消え去る。
ボロボロになって帰宅して、お味噌汁をつくる時間とスケッチをする時間とこうして日記を書く時間でようやく冷静を取り戻していく。
熱いシャワーを浴びて歯を磨き、5分間だけ深呼吸して眠ろう。

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図面を描いた家具の進捗状況を確認しに羽村へ。この前の武蔵村山もそうだったけれど、東京は西に向かうと落ち着く。
通行の邪魔になっているトラックの運転手に対して「20年前の俺なら怒鳴りに行っているね。」と笑って言いながら軽く煽ったりするちょっと強面の職人さんが、「俺、米が嫌いなんだよ。どんぶりなんて絶対別にして食べて、米は残したい。」と言っていて自分はなんとなく、こういうタイプの人はめちゃくちゃ米を食うだろと思い込んでいたので驚いたのと同時に、その意外な一面がお茶目で愛おしく、より好きになった。お米が嫌いなちょっと怖い強面のおっちゃん。ぜひ近々定食屋にご一緒させてもらって、お米を残す姿をおかずに目の前でお米をおかわりしてやろうと思う。

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ドラマ『大奥』の第17話がすごかった。自身の人生を、誰かの人生に寄せてひとつの物語とすること。それは楽しそうで誘惑的な側面もあるが、一方で壮絶で悲しくて覚悟と勇気が必要なことでもある。その後者的側面がものすごく強い筆圧で描かれていた。息を飲んだ。私であり、誰かであること。この複数性。逃げるために分割するのではなく、背負って立つこと。そんな強く美しい寄せ方を、自分はできる日が来るのだろうか。

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工事現場には残念ながら、自分より立場の弱い者に対して無闇に怒鳴り散らかしたり、意地悪く嫌な圧をかける人が一定数いて、見るととても気分が悪くなる。そんなことを食らわされてしまって怯えて萎縮し、判断力が衰えている人を見ると胸が強く締め付けられる。仲良くやろうよ。
こういう感覚を世代が上の人に打ち明けると、生ぬるくみんなでワイワイゆるくやりたがっていると捉われることが大半だけれど、それは違う。いいものをつくるため、常に緊張感を持って臨みたい。ただそこには自分本位の怒鳴りや嫌がらせは絶対に不要だ。
心血注いで出来た案件が明日から正念場へ。いい現場にして、いいものをつくってやる。頑張るぞ。

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現場の大詰めのはじまりはじまり。今日から約1週間。
建築・インテリアの現場に家具をインストールしていくこと。とてもワクワクして楽しい。死ぬまで続けたいな。
現場での職人さんたちの即興的に頭を回して体を動かして最適へスピーディーに向かっていく様は、いつ目の当たりにしても学びが多く、美しい。自分も。
仕事を終えて夜は地元から東京へ戻ってきていた友達との飲み会に顔を出す。楽しくてよく羽が伸びました。
キャンプに行きたい。

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